「建築単価ウオッチ」は今回から2018年11月調査の結果をお伝えする。鉄筋コンクリート造(RC造)マンションは、プライスやコストの動きを示す指数がどちらも前月から横ばいだった。RC造の主要資材の取引価格は、名古屋で生コンや鉄筋、コンクリート型枠用合板が値上がりした。東京や大阪では、コンクリート型枠用合板が値上がりしている。

 東京における2018年11月のRC造マンションのプライス推計値は、中央値に相当する中位(50%値)が1m2当たり32万円(最新2カ月分は暫定値)で、前月から横ばいだった。3カ月ぶりの変動なしとなる。前年同月比では4.7%の上昇である。

 同様に、四分位で高位(75%)のプライス推計値は36万8000円、低位(25%値)は28万4000円。前月比では、高位と低位とも横ばいだった。前年同月比では、高位が9.3%上昇、低位が5.1%上昇であった。

横軸は調査時期。金額は消費税を除く。各位置の値は特定の事例が示す単価であり、各調査年の事例とは同一ではないので留意されたい(資料:建設物価調査会)
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データの見方

建設物価調査会の契約価格情報「JBCI」のデータから作成した総工事費単価のプライス推計値。東京都内で建設されたマンション(分譲、賃貸、ワンルーム)について過去の契約価格データをベースに、建築費指数(工事原価)を用いて補正したもの。実際の契約価格は、建物の規模や施工条件、設計内容、グレードなど様々な要因によって変動するので、四分位で中央値に相当する中位(50%値)の他、高位(75%値)と低位(25%値)のデータを提供する。契約価格の調査は年単位で行われ翌年4月に集計結果が得られることから、17年調査の結果を18年4月から19年3月まで推計の基本情報として用いている。18年3月と4月ではベースとなる母集団が異なるため、値の差が大きく生じる場合がある。最新2カ月分のプライス推計値は暫定値。詳細は建設物価調査会のウェブサイト

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