日経コンストラクションは毎年、2月上旬の号に、土木技術者の技術士をはじめとする国家資格や民間資格の取得に関する特集を掲載している。その2019年版である2月11日号の特集「資格で若手を強くする」を企画段階から担当し、若手技術者の育成や成長を資格取得に絡めて紹介した。

 このテーマを考える際に思い出した読者からの投稿がある。15年10月12日号に当時37歳だった中央官庁の出先機関の職員から寄せられたものだ。

日経コンストラクション2015年10月12日号「読者から」の一部
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 勤務先の新卒採用が自身の入省後10年以上にわたりほとんど途絶えた影響で、近年採用がようやく増えてきたものの、職場の後輩との年齢差が開きすぎて育成に苦労しているという趣旨だった。土木界で民間に比べればコンスタントに新卒採用ができるはずの中央官庁でさえもこのありさまなら、建設会社や建設コンサルタント会社の年齢構成はさらにいびつになっているだろうと推察した。