身近な材料で作れるドボク模型で、土木技術の仕組みを理解する――。今回は地滑りなどの土砂災害が起こるメカニズムを、積み木ブロックによる実験で確かめる。

 まず、木枠にブロックを並べる。砂や泥などが水中で水平に降り積もってできた堆積岩を表したものだ。次に、地殻変動によって横方向に圧縮されると、地層が波形に曲がる。これを褶曲(しゅうきょく)と呼ぶ。

 褶曲の結果、最初は水平だった地層が斜めになることがある。この時、割れなどが原因となって地滑りなどが発生しやすくなる。

動画で見る「ブロックによる地層の褶曲」
(動画:日経コンストラクション)

 上の動画は、日経コンストラクション2018年9月10日号の連載記事「ドボク模型プレゼン講座II」で紹介した説明例の一部。連載監修者の藤井基礎設計事務所(松江市)の藤井俊逸社長による実演だ。

 傾斜した地層が浸食されるとどうなるだろうか。木枠を傾け、川の水で浸食されたとして下方のブロックを外してみる。

動画で見る「浸食実験」
(動画:日経コンストラクション)

 今度は、表面につるつるの剥離紙が付いたままの両面テープを貼ったウレタンシートをブロックの間に挟んでみる。

動画で見る「滑りやすい地層の有無と安全性」
(動画:日経コンストラクション)

 地層中に滑りやすい面があると、より緩やかな傾斜でも地盤が動くことが分かる。

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