国指定重要文化財「日本橋」(東京都中央区)の上空をまたぐ首都高速道路の地下化ルートが決まった。既存の首都高八重洲線を500mほど活用して、新たにトンネルを建設する区間を1.2kmに抑えた。2020年の東京五輪後に着工する予定だ。

日本橋と上空を覆う首都高都心環状線。高架橋は東京五輪前年の1963年に建設された(写真:日経コンストラクション)
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 国土交通省や首都高速道路会社などでつくる首都高日本橋地下化検討会(座長:森昌文・国土交通省技監)が、5月22日に開いた第2回会合で了承した。今後、都市計画に盛り込むなどして正式に決定する。

 地下化するのは、日本橋川の真上を高架橋が並走する都心環状線の江戸橋ジャンクション(JCT)―神田橋JCT間の1.8kmだ。箱崎JCT方面から伸びる首都高向島線が江戸橋JCT付近で地下に潜り、日本橋の直下をくぐって八重洲線のトンネル部分に接続。八重洲線トンネルを通って高架の神田橋JCTにつながる。江戸橋JCTから神田橋JCTまでの高架橋は撤去する。

オレンジ色が首都高の地下化ルートで赤色が既存の首都高。撤去する高架橋は白抜きで示す。八重洲線との接続部には新たにジャンクションを設ける。国土交通省の資料に日経コンストラクションが追記
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