鹿島はシールドトンネル工事の全自動化に向けて、シールド掘進とセグメント組み立ての計画指示や出来形管理などを3次元モデルで実現する「KaCIM’S(カシムズ)」を開発した。掘進や組み立ての計画立案に要していた時間を、従来と比べて半分に短縮できる。

KaCIM’S(カシムズ)の3次元モデルの例(資料:鹿島)
[画像のクリックで拡大表示]

 カシムズでは、掘進状況を3次元モデルで表示。測量結果に基づいて掘進方位などの必要な情報を入力すれば、瞬時に掘進シミュレーションを実施する。

 シールドマシンとセグメントのクリアランス、余掘り量とマシンの通過位置などを正確に判断して可視化。マシンのオペレーターに出す掘進の指示書や、セグメントを組み立てる作業員への組み立て計画の指示書を自動で作成する。指示値の妥当性を視覚的に示すので、施工管理者とオペレーターなどとの認識のずれを解消できる。

 さらに、マシンの線形管理にも役立つ。マシンに搭載した計器から掘進中のデータを受け取りながら随時更新。計画と実績を重ね合わせて、計画との差をリアルタイムで把握できる。

管理値の超過などを色で瞬時に判別できる(資料:鹿島)
[画像のクリックで拡大表示]

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が2020年1月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら