マンションの大規模修繕や大型プラントの塗装を手掛けるカシワバラ・コーポレーション(東京・港区)は2019年3月以降、建設分野にAI(人工知能)やドローンなどの最新テクノロジーを掛け合わせた「Con-Tech(建設テック)」系のスタートアップ(革新的な技術やサービスで急成長を目指すベンチャー企業)に総額50億円を投資する。

 Con-Tech(建設テック)とは、Construction(建設)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。AIやIoT(モノのインターネット)などの最新テクノロジーを建設分野に取り入れて生産性の向上を目指す潮流や、そうした製品・サービスそのものを指す。

 近年、施工管理を効率化するSaaS(Software as a Serviceの略で、ソフトウエアをクラウド上で必要に応じて利用できるサービス)や、建設会社と職人をマッチングするサービスなどを手掛ける建設テック系スタートアップが増えてきた。

 カシワバラは、こうしたスタートアップへの支援を通じて本業の強化や新事業の創出を目指す。50億円の自己資金を建設テック系スタートアップに投資する「JAPAN CON-TECH FUND」を19年2月21日に立ち上げ、支援を希望する企業の募集を始めた。

 同社事業開発プロジェクト室CON-TECHプロジェクトの山田浩司プロジェクトマネージャーは、「既に20~30件程度の問い合わせがあった」と話す。

「JAPAN CON-TECH FUND」のウェブサイト(資料:カシワバラ・コーポレーション)
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