国土交通省は来年度、砂防堰堤(えんてい)などの点検にドローン(小型無人航空機、UAV)を活用できるように、点検手順などをまとめた要領を改定する。長寿命化を目的に2014年9月に点検要領を制定して以来、改定は初めて。

ドローンを活用した砂防施設の点検イメージ(資料:国土交通省)
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 現行の要領では、点検方法を原則として徒歩による目視と規定している。これに、遠隔操作によるドローンなどの活用を加え、担当者が砂防施設に近づかなくても点検できるようにする。

 作業効率を上げられるほか、危険箇所に入らずに点検できるので、安全性向上にもつながる。はしごがなければ近寄りにくい堰堤上部にある水抜き穴なども、ドローンを使えば接近して点検できる。

 改定に向け、九州地方整備局管内でドローンを使った自動巡回や画像取得について実証実験を行う。今年度中に実施し、結果を要領に反映させる考えだ。ドローンを使う点検の範囲や条件などを実験の結果から絞り込む。ドローンのほか、定点カメラやセンサーなどの活用も検討する。

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