GPSモデルであれば「技適」も取得済み

 母艦とのペアリングや実機のアクティベートは、滞在先の米国で行ったが、日本に帰国した後も引き続き利用可能である。考えてみれば当然だ。心臓疾患のある米国市民が、自国を出た途端に心電図機能が使えなくなるということがあっては不都合だろう。

 結局、Apple Watchで心電図機能を使いたければ「米国で購入するだけ」でよい。渡米予定のない人からすると、一見高そうなハードルだが、米国版のSeries 4のGPSモデルを輸入代行してくれるサービスもあるようなので、その気さえあれば簡単に手に入るだろう。

 次の2枚の写真は、Apple Watchの化粧箱の裏面だ。上が日本で購入したもので、下が米国で購入したもの。「M」で始まる製品番号が異なっている。ただし「A」で始まるModel番号は「A1978」で日米共通。

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Apple Watch Series 4 GPSモデルにおける化粧箱の裏面表記の日米比較。
(筆者撮影、以下同じ)
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 吉田氏が米国で購入したSeries 4のGPSモデルは、日本の技術基準適合証明の認証を受けているので、電波法の観点からも大手を振って利用できる。総務省の電波利用ホームページの「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」の「型式又は名称」に「A1978」を入力して検索すると詳細を閲覧することが可能だ。

電気通信事業法に基づく技術基準適合認定と、電波法に基づく技術基準適合証明を取得している。それぞれの認証番号は「Tマーク」と「Rマーク」のところに示されている
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 一方、米国版のGPS+Cellularモデルは、モデル番号がA1975(40mmケース)とA1976(44mmケース)となり、技適は取得していないので、日本で使用できない。またLTEの対応バンドが一部で異なっている。詳細はアップルのサイトに掲載されている。