今回紹介するSIMフリースマホは、中国の華為技術(ファーウェイ)製の「HUAWEI P30 lite」だ。「HUAWEI P20 Pro」「HUAWEI P30」などのPシリーズは、独LEICA(ライカ)監修のカメラを搭載するフラッグシップだが、「lite」が付くモデルは、発売する国・地域によって仕様や機種名が異なる戦略的なモデルだ。

 国内でのP liteシリーズは、2015年発売の「HUAWEI P8 lite」以来、P9 lite、P10 lite、P20 liteと毎年リリースされており、いつも人気を博している。

 HUAWEI P30 liteは、量販店やオンラインストアのほか、多くのMVNOとワイモバイルで販売中だ。2019年5月24日に発売された直後は米国のファーウェイに対する禁輸措置を受けて、発売を延期するMVNOが多かったが、セキュリティアップデートなどに支障がないことが確認されたようで、現在は販売されている。

 このモデルは2018年発売のHUAWEI P20 liteの後継機種。P liteシリーズで初めてトリプルカメラを搭載している。しかし、実売価格は3万5510円(税込み)と3万円台にとどまる。

最大の魅力は視野角120度の超広角カメラ

 筆者は2019年8月8日に公開された「SIMフリースマホ『コスパ』ランキング、2019年上半期の上位5機種はこれ」という記事で、HUAWEI P30 liteを第1位に選んだ。その最大の理由はトリプルカメラを搭載していることだ。

トリプルカメラは左から広角レンズ、超広角レンズ、被写界深度測定用レンズと並ぶ。AIによる被写体・シーン認識にも対応
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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 P30 liteのトリプルカメラは、広角(約2400万画素/F1.8)+超広角(約800万画素/F2.4)+深度計測用(約200万画素/F2.4)という構成だ。ミドルレンジクラスでもデュアルカメラを搭載する機種は増えてきたが、トリプルレンズは希少。3万円台のSIMフリースマホで、約120度の画角で撮れる機種は、このP30 liteだけのはずだ。

 まずは、実際に撮影した写真を見ていただこう。

メインカメラ(広角)で撮影した作例
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超広角に切り替えると、ここまで広く撮影できる
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神社のこま犬を撮影。メインカメラでは1体しか写せない
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超広角に切り替えると、2体をフレームの収めることができた
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