今回紹介するSIMフリースマホは、中国OPPO(オッポ)の「Reno 10x Zoom」というモデルだ。最大の特徴はトリプルカメラを搭載し「10倍ハイブリッドズーム」で撮影できることである。加えて、プロセッサーには現行機種向けでは最高峰といえる米クアルコム(Qualcomm)のSnapdragon 855(最大2.84Gヘルツ)や8GバイトのRAMを搭載するなど、「超ハイエンド」と呼んでも差し支えない仕様だ。

 量販店での実勢価格は10万7870円(税込み)で、SIMフリースマホの中では高めの価格帯のモデルだ。10万円を出す価値があるモデルか否か。メーカーから借りた端末を1週間ほど使ってみた。

積極的に使いたい「10倍ハイブリッドズーム」

 Reno 10x Zoomの最大の魅力はカメラだ。背面に3つのレンズを搭載している。上からメインカメラ(焦点距離が26ミリ/F値がF1.7/約4800万画素)、超広角カメラ(同16ミリ/同F2.2/約800万画素)、望遠カメラ(同130ミリ/同F3.0/約1300万画素)という構成だ(焦点距離は35ミリフィルム換算値、以下同じ)。

 メインカメラと望遠カメラには光学式手ぶれ補正(OIS)を搭載。望遠カメラはさらに電子式手ぶれ補正(EIS)を組み合わせるという。

背面のトリプルカメラ部は突起がなくフラットな形状。その左にある小さな丸い突起により、端末を卓上に置いたときにレンズに傷がつかないようにする
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 「10倍ハイブリッドズーム」とは、3つのカメラを組み合わせて使うことで実質的に16ミリから160ミリの10倍ズームを実現することを指す。メインカメラの26ミリを1倍とすると、0.6倍(超広角)から6倍までの範囲であれば、どの倍率で撮ってもほぼ画質が劣化しないという。筆者が実際に撮影した写真を見ていただこう。

「超広角」(0.6倍)で撮影
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「1×」(1倍)で撮影
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「2×」(2倍)で撮影
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「6×」(6倍)で撮影
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 画面のアイコンをタップするだけで、「超広角」→「1×」→「2×」→「6×」と切り替わる。どの倍率でも鮮明な画質だった。さらにタップすると「10×」に切り替わる。

「10×」(10倍)で撮影
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