今回紹介するSIMフリースマートフォンは、中国・華為技術(ファーウェイ)の「HUAWEI nova lite 3」。価格的には「エントリー」と呼ぶべきモデルだ。

 MVNO(仮想移動体通信事業者)向けで、市場想定価格は2万6880円(税別)。購入条件によっては、さらに安く買えるキャンペーンを実施しているMVNOもある。

 例えば、楽天モバイルで通話SIMとセットで購入した場合、一括払いが9980円(税別)。goo Simsellerで「OCN モバイル ONE」のSIMとセットで購入したときは通常価格が1万4800円(税別)で、さらに割引が適用されるケースもあるようだ(2019年3月11日現在)。

 価格は安いが、仕様は決してエントリーモデルではない。最大2.2GHzのオクタコアCPUを搭載し、メモリー(RAM)は3Gバイト。約6.21インチのフルHD+ディスプレーを搭載し、人工知能(AI)対応のデュアルカメラまで備える。ミドルハイクラスと呼んでもいいスペックである。ただし、スマホの良さはスペックだけでは分からない。 メーカーから借りた端末を1週間ほど使ってみた製品レビューを紹介しよう。

約6.21インチのフルHD+ディスプレーを搭載。サイズは高さ155.2ミリ×幅73.4ミリ×厚さ7.95ミリで、重さは約160グラム
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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背面にダブルレンズカメラと指紋センサーを搭載
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2万円台でも高解像度のディスプレー採用

 6.21インチの液晶ディスプレーは、上部中央にノッチ(切り欠き)を設けた、昨今トレンドになっているデザインである。画面の縦横比は19.5:9で、2340×1080ドットだ。

 2万円台のスマホではコストダウンのためにフルHD(1920×1080ドット)を諦めて、HD(1280×720ドット)のディスプレーを搭載する機種が多い。そんな中、nova lite 3が高解像度なのは大きなアドバンテージといえる。カメラの高画素化が進んでおり、HD画質では物足りなく感じることがあるからだ。

画面占有率が高く、写真や動画を見るのに適している
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上部のノッチ(切り欠き)は「しずく型」と呼ばれる小さなもの
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ノッチの左右を黒く表示し、ノッチが見えない画面設定に変更できる
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横画面で「マップ」を見るときはノッチが隠れる。ノッチの表示/非表示はアプリに依存する
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