シャオミの「Mi 9」は圧倒的なコスパが魅力

 中国のスマホメーカー・小米(シャオミ)は2018年からMWCに出展している。2019年はMWCに合わせてプレスカンファレンスも開催し、5Gスマホ「Mi MIX 3 5G」などの新モデルを発表した。

 筆者が日本で発売してほしいと思ったのは、4Gの最新フラッグシップに位置付けられる「Mi 9」。そのスペックと価格にとにかく驚いた。

小米(シャオミ)の「Mi 9」。6.39インチの大画面に指紋センサーが埋め込まれている
[画像のクリックで拡大表示]

 6.39インチの有機ELディスプレーを搭載し、画面上での指紋認証が可能。CPUは米クアルコム(Qualcomm)の最高グレードであるSnapdragon 855。背面には48メガピクセル+12メガピクセル+16メガピクセルのトリプルカメラを搭載し、インカメラも20メガピクセルと高画質。さらに20ワットのワイヤレス充電にも対応するという充実ぶりだ。

背面パネルの質感は良好。ハイエンドの割には軽くて扱いやすい印象
[画像のクリックで拡大表示]

 他メーカーなら10万円超えでもおかしくないハイスペックだが、Mi 9は64Gバイトモデルが449ユーロ(約5万7000円)から、128Gバイトモデルが499ユーロ(約6万3000円)からという安さだ。もし日本に参入し、この価格で発売したら、SIMフリースマホ市場に価格破壊をもたらすかもしれない。

トリプルカメラを搭載しつつ、格安なWiko「VIEW3 PRO」

 2017年から日本市場にも参入している仏ウイコウ(Wiko)もMWCに合わせて新モデルを発表した。大画面ディスプレーとトリプルカメラを搭載する「VIEW3」と「VIEW3 PRO」だ。

 筆者が気に入ったのはVIEW3 PRO。Wikoのスマホは、若年層をターゲットにするカジュアルなデザインと低価格が魅力。このVIEW3 PROも市場想定価格は249ユーロ(約3万1000円)からとお手ごろで、それでもスペックは結構高めだ。

しずく型ノッチがある大画面ディスプレーを搭載する、仏ウイコウ(Wiko)の「VIEW3 PRO」
[画像のクリックで拡大表示]

 ディスプレーは6.3インチで、解像度はフルHD+。インカメラ部をしずく型のノッチ(切り欠き)にして、フロント面のほとんどを画面が占めるデザインにしている。背面カメラは12メガピクセル+13メガピクセル+5メガピクセルで、広角撮影と背景ぼかしが可能。インカメラは16メガピクセル。6Gバイトのメモリー(RAM)を搭載し、バッテリー容量も4000mAhと頼もしい。日本で発売されたら「格安ハイエンド」として、MVNOからの引き合いも多いのではないかと思う。

背面のトリプルカメラは人工知能(AI)によるシーン認識に対応
[画像のクリックで拡大表示]