2019年1月8~11日に米ラスベガスで開催された、世界最大の家電見本市「CES 2019」。スマートフォンの展示は少なかったが、ディスプレーが折れ曲がる世界初のスマホが登場するなど、来場者の関心を集める個性的な新機種に出合えた。中国メーカーの勢いを改めて感じさせられた。そんな中、筆者が日本での発売を期待したい、6つのモデルを紹介しよう。

画面を折り曲げられるスマホが登場

 CES 2019に展示されたスマホの中で最も注目を集めたのが、中国・柔宇科技(ロヨル)の「FlexPai」だ。何と、7.8インチの有機ELディスプレーを折り曲げられる。開いた状態ではタブレットとして使い、折り曲げればスマホとしても使えるのが最大の特徴である。

中国・柔宇科技(ロヨル)のスマホ「FlexPai」は折り曲げられる。開いた状態ではタブレットとして使える
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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折り曲げると、片手で操作できるサイズになる
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 実際に折り曲げてみたところ、厚手のプラスチック板を曲げるような感覚で、ゆっくりと折ることができた。折り曲がる部分の背面には樹脂製の蛇腹があり、それ以上は曲がらないところで固定される。

 折り曲げても、背面パネルがピッタリと接するわけではない。隙間が空いたままで、結構厚みがある。システム手帳のようなサイズ感と言えば、伝わるだろうか。スーツの胸ポケットに入れるのは厳しそうだが、内ポケットやパンツのポケットには何とか収まるだろう。

FlexPaiの背面。折り曲がる部分は蛇腹になっている
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折り曲げるには、少しだけ力が要る。やや硬く、一気に曲がらないようになっている
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 折り曲げた状態でもフルスクリーンが使えて、しかも正面と背面で異なるアプリの起動が可能。曲面になる部分には、ショートカットのアイコンを表示できる。

 FlexPaiは中国では既に、開発者向けのモデルが発売中。グローバル展開を視野に入れているようだが、日本での発売は未定だ。