今回レビューするSIMフリースマートフォンは、中国の華為技術(ファーウェイ)の「HUAWEI nova 3」だ。novaシリーズは、主に若年層をターゲットとしている。日本でこれまでに発売されたモデルは2万~3万円台のミドルレンジで、コストパフォーマンスの高さを訴求していた。また、自撮り機能に力を入れていることも特徴としていた。

 しかし、2018年10月5日に発売されたHUAWEI nova 3は約6万円(税込み実勢価格は5万9184円)と、やや高額だ。それもそのはず、上位モデルの「HUAWEI P20/P20 Pro」「HUAWEI Mate 10 Pro」などと同じく、人工知能(AI)専用プロセッサー(NPU)を内蔵する「Kirin 970」を搭載しているのだ。

 RAM(メモリー)は4Gバイトで、内蔵ストレージは128Gバイト。背面に約1600万画素(カラー)+約2400万画素(モノクロ)のデュアルカメラ、前面にも約2400万画素+約200万画素のデュアルカメラを搭載するなど、カメラの性能も高い。比較的スペックが近いHUAWEI P20の実勢価格は7万5384円(税込)であることを考えると、お得感がある価格設定といえなくもない。

 HUAWEI nova 3は、本当に価格以上の満足感が得られる端末なのか?実際に使った筆者の率直な印象を述べたい。

流行のデザインで大画面と持ちやすさを両立

 HUAWEI nova 3は約6.3インチの液晶ディスプレーを搭載している。アスペクト比は19.5:9で、解像度は2340×1080ドット。上部にノッチ(切り欠き)がある、昨今トレンドのデザインだ。

本体のサイズは約高さ157×幅73.7×厚さ7.3mmで、重さは約166g。約6.3インチのフルHD+ディスプレーを搭載している
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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縦画面で表示する場合は、ノッチ(切り欠き)の左右にまで地図やWebページ、写真などが表示される
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横画面で表示する場合は、ノッチ部分は黒帯となり、ノッチが見えない表示になる
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 本体の横幅は約73.7mm。しっかりとつかめて、電話に応答したり、メールをチェックしたりといった基本的な操作は、片手でも無理なくこなせる。背面パネルに3Dガラスを用いて、左右にカーブが施されているためか、フィット感もよい。

背面にはデュアルカメラと指紋センサーを搭載。顔認証にも対応している
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右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載
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底部にUSB Type-Cポートとイヤホンジャックを備える
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nano SIMを2枚セットでき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応。ただし、au VoLTEはソフトウエアアップデートによって対応する予定。microSDカードは2枚目のSIMとの排他利用となる
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