今回レビューするSIMフリースマートフォンは、米エッセンシャルプロダクツ(Essential Products)の「Essential Phone PH-1」だ。2018年9月からMVNO(仮想移動体通信事業者)であるインターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJmio」と楽天の「楽天モバイル」が取り扱いを始め、それぞれのオンラインストアで購入できるようになった。

 同端末は、Androidの生みの親と言われるアンディ・ルービン氏が開発に携わったことで注目を集めたAndroidスマホ。米国では2017年9月に発売された。2018年4月からは、日本からも同社のWebサイトを通して購入できるようになった。販売価格は499ドル(約5万6000円)。

 ちなみに、筆者が検証したのはIIJmioから借りた端末だが、IIJmioでの販売価格は4万6000円(税別)なので、Essentialから直接購入するよりも割安だ。

見た目だけでなく、触れてもリッチ感を味わえるボディ

 Essential Phoneは、写真を見ただけでかっこいいと思う人は少なくないだろう。スクエアなボディに三辺狭額縁のディスプレーを搭載。昨今トレンドとなっているノッチ(切り欠き)をいち早く取り入れた端末だが、インカメラのスペースだけを確保する最小限のノッチは、今なお、このEssential Phoneの特徴となっているといえる。

上部と左右のベゼルが細く、フロントパネルの大部分をディスプレーが占めている
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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 画面サイズは5.71インチで、アスペクト比は19:10。2560×1312ドットの高解像度の液晶ディスプレーを搭載している。横幅は71.1mmで、手にするとかなりコンパクトな印象。背面がツルツルしていることもあり、最初は落としやすいようにも感じた。しかし、側面のエッジ部にサンドブラストのような加工が施され、そこが滑り止めになっている。

本体サイズは高さ141.5×幅71.1×厚さ7.8mm。昨今のAndroidスマホの中ではコンパクトといえる
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背面パネルは鏡面仕上げ。指紋センサーは人差し指で触れやすい位置にある
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 スマートフォンの外装には、樹脂やアルミ合金が用いられることが多いのだが、Essential Phoneは側面にチタン合金、背面にセラミックを使用し、高級感と堅牢性を両立させている。そのためか、サイズの割には重く感じる(重量は185g未満)のだが、その重さにリッチさを感じる人もいるのではないかと思う。

本体の右側に電源ボタンと音量ボタンを搭載
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底部にUSB Type-CポートとSIMスロットを備える。イヤホンジャックはUSBポートと兼用
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布巻きのUSBケーブルやイヤホンの変換アダプタを同梱
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