今回紹介するSIMフリースマートフォンは、中国ファーウェイ(HUAWEI)の「HUAWEI P20 lite」だ。HUAWEI P20 liteは、コストパフォーマンスを重視したミドルクラスモデルで、国・地域によっては「HUAWEI nova 3e」という機種名で販売されている。マーケットに合わせて投入される戦略的モデルと言っていいだろう。価格はファーウェイ・オンラインストアで3万4538円(税込)。

約5.84インチのディスプレーを搭載する「HUAWEI P20 lite」
(撮影:村元 正剛、以下同じ)
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背面にはデュアルカメラと指紋センサーを搭載
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 ちなみに、「lite」の付かないHUAWEI Pシリーズは、同社のフラッグシップに位置付けられる。最新のHUAWEI P20シリーズでは、ドコモが発売する「HUAWEI P20 Pro」と、SIMフリーで発売されている「HUAWEI P20」が、グローバルで展開しているフラッグシップモデルだ。

 日本では、2年前に発売された「HUAWEI P9 lite」がロングヒットを記録し、2017年に発売された「HUAWEI P10 lite」は、それを上回る売れ行きだったという。最新のHUAWEI P20 liteは、すでにヒットが確約されたモデルと言ってよいかもしれない。それゆえに、2018年はSIMフリーモデルだけでなく、auモデル(SIMフリー版とは一部仕様が異なる)も発売されている。

 前置きが長くなったが、HUAWEI P20 liteは、本当に買う価値があるスマホなのか? 筆者が実際に使い込んでみた率直な感想を述べたい。

トレンドを取り入れたデザインで、持ちやすいサイズ感

 HUAWEI P20 liteのOSはAndroid 8.0。CPUはHUAWEI Kirin 659(2.36GHz×4コア + 1.7GHz×4コア)。CPUのスペックとしては、ミドルハイに位置付けられる。メモリー(RAM)は4Gバイト、内蔵ストレージ(ROM)は64Gバイトという構成だ。

 ディスプレーは約5.84インチで、解像度はフルHD+(2280×1080ドット)。画面アスペクト比が19:9の縦長スクリーンを採用し、上部にノッチ(切り欠き)を設け、そこにインカメラと受話口を搭載している。今年のトレンドを採り入れたデザインと言っていいだろう。

ノッチはiPhone Xよりも小さい。上位モデルのHUAWEI P20/P20 Proはノッチを目立たない表示に変えることができるが、P20 liteはその機能を備えていない
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