みなさん、モバイルしていますか?

 スマートフォンの中には、ケーブル接続あるいは無線LANを介して画面を外部出力する機能を持つ機種があります。この機能を使うと、スマートフォンの画面をPCのディスプレーやテレビ、プロジェクターに映し出せます。大画面に出力することで、会議で資料を共有したり、動画コンテンツを複数人で楽しんだりできます。

スマホをPCのように使える

 さらに最近は、スマートフォンを小型PCのように扱い、スマートフォンの画面とは全く違ったPCライクな画面を出力できる機種もあります。スマートフォンのUI(ユーザーインタフェース)は、小さな画面とタッチ操作で使いやすいように設計されていますので、大画面のディスプレーに映し出すと操作しにくくなります。そこで大画面ディスプレー用にUIを変更して、さらにキーボードやマウスで操作できるようにしたわけです。

 いくつものウインドウを並べて作業できるマルチウィンドウにも対応していますので、PCに近い操作感で使えます。昨今のスマートフォンはPC並みの処理能力を持っているため、使いやすいUIさえ用意できれば実用になる時代になったと言えます。

 こうしたPCライクな使い方を可能にする製品の1つが、韓国サムスン電子がリリースした「DeX Pad」です。

 DeX Padは、スマートフォンの充電クレードルのような形状の製品で、本体上部にGalaxy接続用Dock インターフェース(USB Type-C)があり、本体側面に4つのポートがあります。HDMI出力が1ポートと、マウスとキーボード用にUSBが2ポート、そして充電用にUSB Type-Cが1ポートを備えています。対応機種は、Galaxy S9/S9+と、Android 8.0にアップデートしたGalaxy S8/S8+、Note8。Galaxy S9/S9+は、タッチパッドとしても利用でき、ソフトキーボードにも対応予定です。

DeX Pad。サイズ(WxHxD) 約82.4 x 158.4 x 33 mm、重さ 約135.4g
(撮影:伊藤 浩一、以下同じ)
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ポート類。左からUSBポート2個(マウス、キーボード用)、HDMIポート、充電用USB Type-Cポート
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 使用方法は、Galaxyにアプリ「Smart Things」をインストールして、DeX Padに接続するだけです。これで、ディスプレーに出力モードになります。出力解像度は、デフォルトだと自動的に設定するようになっていますが、HD+(1600×900ドット)、フルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)から選ぶことも可能です。

接続例。Galaxy Note 8につないだところ
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初期画面で、画面サイズのキャリブレーションを確認します
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