みなさん、モバイルしていますか?

 iPhoneのバッテリー劣化による端末の動作速度制限に関する問題を覚えているでしょうか。米アップルが、ユーザーに告知せずに速度制限を実施していたことが発覚し、大きな問題になったという話です。

 アップルはその対策の一環として、2018年3月末に配布を開始したiOS 11.3に「バッテリーの状態」と「ピークパフォーマンス」をユーザーが確認する機能を追加しました。また、バッテリー交換に関して、通常8800円(税別)のところを、2018年内は3200円(同)に割り引く施策を開始しました。

 これを機に、筆者の手元にある複数のiPhoneにiOS 11.3を適用して「バッテリーの状態」を調べてみることにしました。手順は簡単で、iOS 11.3にアップデート後「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態(ベータ)」で確認できます。

iOS 11.3には「バッテリーの状態」が追加された
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意外だったがどの機種も問題なかった

 まず、iPhone X(2017年11月発売)を確認しましたが、この機種は発売されたばかりであるためか問題ありませんでした。続いて、iPhone SE(2016年3月発売)を見てみました。発売から2年経過しており、ほぼ毎日使っていますが、こちらもバッテリー容量は96%で問題ありませんでした。

iPhone Xの「バッテリーの状態」
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 次は、iPhone 6 Plus(2014年9月)です。発売から4年が経過していますが、現在も家族が毎日使っている端末です。こちらもバッテリー容量95%で、問題ありませんでした。

iPhone SEの「バッテリーの状態」
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iPhone 6 Plusの「バッテリーの状態」
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 この「バッテリーの状態」は、iPhone 6以降の機種で利用できるとアナウンスされています。試しにiPhone 5s(2013年9月発売)にもiOS11.3を適用してみましたが、残念ながら「バッテリーの状態」は表示されませんでした。こちらの端末も家族が毎日使っているので、バッテリー容量を確認可能にしてほしいと思いました。

iPhone 5s(左)は「バッテリーの状態」が表示されない。iPhone X(右)は表示されている
(写真:伊藤 浩一)
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 結果的に、我が家のiPhoneでは「バッテリーの状態」は特に問題なく、「ピークパフォーマンス」を維持した状態でした。ただ、何となくiPhone SEの動作が遅くなっているような気がします。アプリをいろいろインストールしているのが原因かと思いますが、バッテリー交換にかかる費用や手間、所要時間などを知りたかったこともあり、iPhone SEのバッテリー交換をしてみることにしました。