原因を探してみると、一つ心当たりがありました。Windows Updateです。Windowsの更新履歴を見ると、Windows 10のバージョン 1709の機能更新プログラムのインストールに失敗したという履歴が表示されました。この機能更新プログラムは「Windows 10 Fall Creators Update」というアップデートです。

 GPD Pocketのデスクトップ画面にWindows Updateの通知が出ていたのは覚えています。GPD Pocketはモバイル利用が中心のため、30分程度使っては電源を落とすという使い方をしています。通知が出ていたときもそうでした。おそらく、バックグラウンドでWindows Updateは動いているものの、途中で中断するような状態が続いたのだと思います。

Windows Updateのログ
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 Windows 10 Fall Creators Updateは大規模なアップデートです。これをダウンロードし始めては失敗していたわけで、通信量を使い切ったのは無理もありません。

 対応策として、まずは無線LANに接続しているときに、Windows Updateを適用しました。約3時間かかりましたが、無事にアップデートができました。しかし、またアップデートがあると、同じようにテザリングで大量の通信をしてしまうかもしれません。

GPD PocketにWindows Updateを適用
(撮影:伊藤 浩一、以下同じ)
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 そこで、あまりお勧めはできませんが、GPD PocketのWindows Updateを止めてみようと思いました。テザリング以外の無線LAN接続のときに、Windows Updateを手動で実行すればよいと考えたからです。しかし、レジストリの操作などを試みたのですが、Windows Updateを止められませんでした。

 結局、私が今回とった対策は、テザリングで利用する回線をUQモバイルの「データ無制限プラン」に変更したことでした。このプランは月額1980円で、月間データ容量は無制限、通信速度は送受信最大500Kビット/秒という内容です。通信速度は500Kビット/秒に制限されますが、今回のようなことには多分ならないでしょう。そして容量の大きなデータをやり取りするときだけ、別のスマートフォンを利用することにしました。

UQモバイルの「データ無制限プラン」を利用
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 まさかWindows Updateでスマートフォンの容量不足を経験するとは思いませんでした。こうしたことがあると、AndroidタブレットやiPadのほうがよいかなとは思いますが、パソコンのほうが効率の良い作業がまだまだあります。気を付けながら、運用していきたいと思います。