みなさん、モバイルしていますか?

 スマートフォンを活用するうえで、充電は重要な要素です。スマートフォンはバッテリーが切れてしまっては役に立ちませんので、バッテリー残量は常に気になるところです。最近のスマートフォンは、バッテリー消費を抑える省電力機能を備え、大容量のバッテリーを搭載するものが増えてきました。大画面のスマートフォンでも、1日は確実にバッテリーが持つ機種が出てきています。

 このようにバッテリー持続時間の改善に加えて、重要なポイントがもう一つあります。充電時間です。バッテリーの大容量化に伴い、充電時間も長くなります。充電時間が長いと、モバイルで活用する上で充電ケーブルに接続する時間が長くなり、利便性が良くありません。充電が終わらないという理由でモバイルバッテリーにつなぎながら利用するようでは、内蔵の大容量バッテリーの意味合いも薄くなってしまいます。

 そこで重要になってきたのが急速充電機能です。短時間で実用になるレベルまで充電できれば、満充電にならなくても、たまに充電することで、実用的に活用できます。大容量バッテリーを搭載するスマートフォンは、急速充電規格であるQuick Chargeに対応するものが増えています。

ケーブルでの充電とどちらが早い?

 さらに最近は、ワイヤレス充電に対応するスマートフォンが目立つようになってきました。充電時に充電ケーブルをつなぐ作業があると、こまめな充電はなかなか難しいものです。ワイヤレス充電であれば、スマートフォンを使っていないときに、スマートフォンをワイヤレス充電器に載せるだけで充電が開始されます。

 ただ、スマートフォンのワイヤレス充電が登場した当初は、充電速度が遅く、こまめに充電しても実用的なレベルまで充電されないため、結局、充電ケーブルを使って充電することがありました。しかし最近のワイヤレス充電は充電効率も上がり、さらに急速充電機能に対応している機器も出始めています。

 今回、ワイヤレス充電器の実用性を、実機で試してみました。利用したワイヤレス充電器は、ティ・アール・エイの「cheero CHE-323」です。入力は5V/2Aまたは9V/1.67A、充電効率72%と高い充電効率を持つワイヤレス充電器です。利用したUSB充電器は「ELECOM MPA-ACUCN002」で、この充電器の出力は5V/2Aとなっています。

ワイヤレス充電器「cheero CHE-323」とUSB充電器「ELECOM MPA-ACUCN002」
(撮影:伊藤 浩一、以下同じ)
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 充電に使用したスマートフォンは、米アップルのiPhone X(ソフトバンク版)と韓国サムスン電子のGalaxy Note 8(ドコモ版)で、どちらもワイヤレス充電に対応しています。ちなみに、バッテリー容量はGalaxy Note 8が3300mAh。iPhone Xは公表されていませんが、約2700mAhと言われています。いずれも大容量バッテリーだといえると思います。

iPhone X(右)とGalaxy Note 8(左)
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