(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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 2019年9月25日にリリースされたiPad用の新OSは、今回から「iPadOS」と名称が変更になった。基本的にはiPhoneのOSと同じ「iOS」ベースだ。現時点ではどちらも同じタイミングでマイナーアップデートが行われ、ナンバリングもそろっている。

 iPadOSでは、以前からiPadにのみ搭載されていた、複数のアプリを同時に使う「マルチタスク」の仕組みと操作方法が改善されてさらに使いやすくなった。今回は変更点と便利な使い方を紹介しよう。

2つ目以降のアプリを起動する方法

 iPadでは2つまたは3つのアプリを同時に画面に表示して利用することができる。まずは2つ目以降のアプリの起動方法を覚えよう。

 2つ目のアプリが、1つ目のアプリと異なる場合はこれまでと同じだ。最も簡単なのはDockから起動する方法。

 まず画面を下端から上に短くスライドしてDockが表示されたところで止める。そのまま大きくスライドするとアプリの切り替え画面になり、さらにスライドすると1つ目のアプリが終了してホーム画面が表示されるので注意しよう。

 1つ目のアプリの上にDockを表示したら、Dock上のアプリを画面上にドラッグする。

 画面上で指を離すと1つ目のアプリの上に2つ目のアプリが、縦長のウインドウとして重なる「Slide Over」と呼ばれる状態になる。

 画面の右端または左端までドラッグしてから指を離すと、画面が2つに分割されて表示される「Split View」と呼ばれる状態になる。

1つ目のアプリを使用中にDockを表示し、Dockから2つ目のアプリを画面上にドラッグ。(1)で指を離すと「Slide Over」となり、(2)で指を離すと「Split View」になる(赤い矢印は筆者が付けた)
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1つ目のアプリ上に2つ目のアプリが重なって表示される「Slide Over」の状態
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画面が分割されて2つのアプリが表示される「Split View」の状態
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 Split Viewはアプリ間の仕切りを左右に動かして、「2:1」「1:1」「1:2」の比率に表示を変更できる。

 また応用として、Split View状態の画面に3つ目のアプリをSlide Overとして表示することもできる。

Split View状態の画面に3つ目のアプリをSlide Overで開くこともできる
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 一時的にアプリを参照する場合はSlide Over、どちらのアプリも同じように使いたい場合はSplit Viewにするといった使い分けが基本だが、画面サイズの小さなiPad miniでは、Slide Overをメインに使うなどの工夫をするとよいだろう。

 開きたいアプリがDockに登録されていない場合は、1度起動して「最近使用したAppを表示」機能を使い、Dockに表示しておくとよいだろう。この機能は「設定」→「一般」→「マルチタスクとDock」とタップして表示された画面で「おすすめApp/最近使用したAppを表示」でオンにできる。

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