旅行先の美しい風景や日常生活のスナップ写真をiPhoneで撮影する人は多い。気軽に撮れるのはもちろん、撮影した写真はかなりの高画質。そのまま持ち歩いて、大きく美しいディスプレーに、いつでもどこでも表示できる。

(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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 筆者は、iPhoneで撮影した写真はパソコンにバックアップして、iPhoneからは削除してしまえばよいと、以前は思っていた。だが、やはりiPhoneの中に残しておいたほうが、何かと便利なことが多いと気が付き、2014年からは消さずに残してある。

 しかし、iPhoneの中に写真がどんどんたまっていくと、古い写真は埋もれていき、探すのに苦労するようになってしまう。こんなとき、意外に知られていないテクニックが役立つ。それは位置情報を活用した検索方法だ。

 今回は、iPhoneで撮影した大量な写真の中から、位置情報を使って目的の写真を見つける方法を3つ紹介しよう。

地名は単なるキーワードではなく位置情報として検索できる

 iPhoneの「カメラ」アプリで撮影した写真は「写真」アプリを使って表示できるが、撮影した写真が古ければ古いほど、表示するために画面を何度もスクロールしなければならなくなる。

 この記事を書くに当たって、筆者のiPhoneの中にある写真の枚数を確認してみたら約1万4000枚だった。これぐらいの量になると、何年か前の写真を探すのに手間がかかる。

 この点は米アップル(Apple)も配慮しているようで、iOSのバージョンアップに伴って、写真を見つけやすくする機能を新たに追加したり、既存の機能を強化したりしている。その中でも筆者がよく使うのは地名で検索する機能である。これが1つ目の方法だ。

 例えば「2年前に山口県を旅行したときの写真を見たい」と思ったときに、2年前まで画面をスクロールするのはかなり大変だが、「山口県」で検索すると簡単だ。

 方法は、写真アプリの画面右下にある虫眼鏡アイコンをタップして検索画面を開き、画面上部の入力エリアに地名を入力すればよい。

 2年前だと思っていた旅行が、実は3年前だったということもあるので、地名で検索する方法を覚えておくと役に立つだろう。

「写真」アプリの右下にある虫眼鏡アイコンをタップすると「検索」画面になる。ここでは地名で検索するが、写っている人や物でも検索できる(赤い枠は筆者が付けた)
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地名を何文字か入力すると、候補となる地名とその場所で撮影した写真の枚数が表示されるので、ある程度曖昧に入力しても見つけられる(赤い枠は筆者が付けた)
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 ただし、写真を撮影した際に記録される位置情報を使うため、撮影前にカメラアプリで位置情報の利用を許可しておく必要がある。位置情報の利用を許可していない状態で撮影した写真には、今回紹介する3つの方法は使えない。

 「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「カメラ」とタップして表示された画面で「このAppの使用中のみ許可」になっていれば問題ない。本記事の趣旨とは異なるが、もし写真に位置情報を記録したくない場合は「許可しない」にしておこう。

写真に位置情報を記録するには、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「カメラ」とタップして表示された画面で「このAppの使用中のみ許可」にチェックしておく
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