打ち合わせや会議にノートパソコンを持ち込んで、その内容をキーボードで記録している人は多い。ペンで文字を書くよりも速く入力でき、入力したテキストデータは再利用できる。詳細な議事録を残すのにもベストな方法だ。併せてボイスレコーダーなどで会議中の音声を録音しておけば、後から確認するにも便利だ。iPhoneやiPadを持っているなら標準の「ボイスメモ」アプリをボイスレコーダー代わりにすることもできる。

 今回は「ボイスメモ」を活用する使うテクニックを紹介しよう。

(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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進化しているiOSの「ボイスメモ」

 標準アプリのボイスメモは、かなりクリアに録音でき、会議の発言も聞き取りやすい。バックグラウンドでも動作するので、不意にスケジュールなどを確認しなければならない場合でも停止しないので安心だ。音声の巻き戻しや早送りが簡単にできるだけでなく、画面に表示された波形から無音部分を飛ばして聞けるなど、ボイスレコーダー専用機よりも使い勝手の良い面もある。

 ボイスメモは、iOS 12からiPad用の標準アプリとしても提供されている。iCloudを介して同期するので、同じApple IDで使っているiOS端末であれば、録音した端末以外でも簡単に聞けて、録音データの扱いがかなり楽になった。

 資料の閲覧やスケジュールの確認、メモなどのために会議に持ち込んだiPadのボイスメモで録音し、後で議事録をまとめる際にはiPhoneで聞きながらiPadでテキストに書き起こすと言った使い方もできる。

 ユーザーインターフェースにも改善が加えられており、位置情報を使って地名や郵便番号、「連絡先」アプリに登録している「会社」や「自宅」と言った情報を使って自動的に名前が付けられるようになった。もちろん手動で名前を付けることも可能だが、自動的に付けられた名前でも日付と突き合わせられるので過去の録音を探しやすくなった。

iOS 12で「ボイスメモ」のインターフェースは若干改良された。録音ボタンが片手でも押しやすい位置に移動している。また位置情報の使用を許可しておくと、「自宅」や地名、郵便番号などで自動的に名前を付けてくれる
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iPadでもボイスメモが使えるようになった。同じApple IDで使っているiOS端末同士で、iCloudを介して音声データが同期されるので、他の端末でも簡単に再生できる
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