iPhoneの標準WebブラウザーであるSafari(サファリ)。iPhoneユーザーなら日に何度も使うはずだ。様々な便利機能が搭載されているが「そこまでしてくれなくても」と感じられるお節介な機能もある。それらの機能がなかった頃から使っているiPhone歴の長いユーザーには、特にお節介に感じることが多いのではないだろうか。

 しかし、初めは「お節介機能」と感じても、うまく付き合えばとても便利で欠かせない機能になる。今回はSafariに備わっている若干マイナーと思われる機能の中から、特に便利なものを紹介する。使いたくないときのために、オフにする方法も紹介しよう。

(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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複合キーワードの入力が簡単になった「スマート検索フィールド」

 Safariの画面上部には、検索キーワードやURLを入力するフィールドがある。これは「スマート検索フィールド」と呼ばれ、入力の内容に応じて様々な機能が提供される。検索したいキーワードを入力すると、関係しそうなWebサイトが「トップヒット」として表示されたり、さらに入力したキーワードと併せて検索されたりすることの多い「関連キーワード」を組み合わせた「複合キーワード」が提案されたりもする。

 提案された複合キーワードの右側に、最近は青い矢印が表示されるようになったことにお気付きだろうか。iOS 12.2からの新機能で、青い矢印を使うと提案された複合キーワードの組み立てが以前よりも手軽に行えるようになる。

 複合キーワードは、Safariに設定した検索エンジンにより提案される。ユーザーが変更していない場合は米グーグル(Google)の検索エンジンが設定されているはずだ。ここでもその前提で解説する。

 まず、スマート検索フィールドに検索したいキーワードを1語入力。画面の「Google検索」以下に複合キーワードの候補がリスト表示される。

 例えば、iPhone XRのケースに関する情報を検索するとしよう。「iphone」と入力すると、ここでは複合キーワードとして「iphone xr」「iphone xs」「iphone 8」の3つが提案された。

 リストの中から自分が使いたい複合キーワード(ここでは「iphone xr」)の右にある青い矢印をタップすると、該当する複合キーワードがスマート検索フィールドに送られ、関連キーワードが追加された複合キーワードのリストが提案される。ここでは「iphone xr ケース」「iphone xr 色」「iphone xr xs」となった。

 検索に使う複合キーワードが表示されたら、青い矢印ではなくキーワードをタップすればよい。

「スマート検索フィールド」に入力したキーワードと併せて、検索されることの多い複合キーワードの候補が提案される。青い矢印をタップすると提案された複合キーワードをスマート検索フィールドに送れるようになった(赤い枠は筆者が付けた)
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検索に使う複合キーワードが表示された場合は、青矢印ではなくキーワード部分をタップすると、その複合キーワードで検索される(赤い枠は筆者が付けた)
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 これまでは、3つ目以降のキーワードはユーザーが手入力するか、いったん検索して表示された検索エンジンのサイトで追加しなければならなかった。お節介の割には今ひとつの機能だったのだが、青い矢印をうまく使えば、全て1画面で完結でき、手入力も減らせるのだから、かなり便利になった。

 複合キーワードの提案機能を使いたくない場合は、「設定」→「Safari」とタップして表示された画面で「検索エンジンの候補」をオフにすればよい。ただしオフにしても、いったん検索した複合キーワードは表示され続ける場合がある。

スマート検索フィールドに入力したキーワードから複合キーワードを作成したくない場合は「設定」→「Safari」とタップして表示された画面で「検索エンジンの候補」をオフにする(赤い枠は筆者が付けた)
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