前回、iOS 12に備わっている「ショートカット」という機能を使って、iPhoneやiPadで繰り返し作業を自動化する方法を紹介した。ショートカットはタップで実行するだけではなく、自分の声を使ってiOSの音声アシスタント「Siri」に実行させることも可能だ。今回は、Siriから実行すると便利なショートカットと、その設定方法を紹介しよう。

(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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Siriからショートカットを実行

 Siriに「今日のこの後の予定は?」とか「山本さんに会うのはいつ?」のように尋ねると、「カレンダー」に登録されているイベントの情報を基に「今日はこの後1件予定があります」や「山本さんとの予定は今日の15時です」といった形で教えてもらえる。

 ただ、やってみると分かるのだが、予定が入っていない時間、つまり空き時間を教えてもらうことができない。何とかならないかと思って「ショートカット」アプリの「ギャラリー」を眺めていたら、使えそうなものを見つけた。

 ショートカットアプリは、iOSや対応アプリから提供される「アクション」と呼ばれる短い命令を組み合わせて、一連の作業を自動化する「プログラムのようなもの」を作成するアプリだ。このプログラムのようなものを「ショートカット」といい、iOS端末上から呼び出して実行できる。Siriからの実行もサポートされており、Siriの機能をショートカットで補うこともできる。

ショートカットを作成するには、アップルが提供する「ショートカット」アプリを使用する。標準アプリではないので「App Store」からダウンロードしよう
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 ショートカットは、一からアクションを組み合わせて作成できるが、いきなりは難しい。まずは米アップル(Apple)が提供する「ギャラリー」から自分の使用目的に合いそうなショートカットを登録して使うのがお勧めだ。

 今回利用するのは、ギャラリーの「コラボレーションの向上」というセクションにある「空き時間を共有」というショートカット。タップして取得しよう。

ショートカットアプリの「ギャラリー」から、今回は「空き時間を共有」を取得する(赤い枠は筆者が付けた)
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この画面で「ショートカットを取得」をタップするとアプリ内に保存され実行できるようになる。「アクションを表示」をタップすると、どのようなアクションで組み立てられているか取得する前に確認可能だ
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