共有機能は各アプリ画面で「共有」アイコン、または四角形から矢印が上に出ているアイコンをタップすると表示される画面から利用する。3段目を左右にスクロールし「ショートカット」アイコンを見つけてタップしよう。表示されない場合は「その他」をタップして「ショートカット」をオンにするとよい。

「ファイルのダウンロード」はSafariの共有画面から「ショートカット」をタップして実行する(赤い枠は筆者が付けた)
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 Safariで「ファイルのダウンロード」を実行すると、すぐに保存先を指定する画面が表示されるはずだ。選択して「追加」をタップすると、指定した場所にファイルが保存され、ショートカットが終了する。

 ただしショートカットでiCloud以外のクラウドストレージに保存したい場合は、各クラウドストレージ用アプリをあらかじめiPhoneにインストールしておき、「ファイル」アプリの「場所」でオンにしておく必要がある。

ショートカットをカスタマイズしよう

 先ほど実行した「ファイルのダウンロード」をカスタマイズしてみよう。

 ショートカットアプリのライブラリで、カスタマイズしたいショートカットの右上に表示されている「…」をタップする。

 複数の処理が上から下に順に実行されるように指定されていることが分かるだろう。それぞれの処理を「アクション」と呼ぶ。「カウント」や「変数を取得」などは少し難しそうだが、最後にある「ファイルを保存」というアクションは、ファイルを保存する処理だと想像できる。

「ファイルのダウンロード」の中身を見ると、上から下に流れるように処理(アクション)が記述されている。最後の「ファイルを保存」アクションで、ファイルが保存されていると想像できる(赤い枠は筆者が付けた)
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 これを別のアクションに変更してみよう。アクションの右上の「×」をタップして削除。画面下の「検索」と書かれた部分をタップして表示された画面から新しいアクションを追加できる。

 置き換えるだけで簡単に使えそうなアクションとしては、「フォトアルバムに保存」「メモを作成」などがある。ここでは「メモを作成」を選択する。

 これで先ほどと同じようにSafariの共有機能として「ファイルのダウンロード」を実行すると、「メモ」アプリに追加するためのダイアログが表示され、ファイルをメモに貼り付けられるようになる。

「ファイルを保存」アクションを「メモを作成」に置き換えた(赤い枠は筆者が付けた)
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Safariで「ファイルのダウンロード」を実行すると、「メモ」アプリにファイルを追加するダイアログが表示されるようになった
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GoodReaderがより便利に

 既存のショートカットをカスタマイズしたり、ショートカットアプリで使えるアクションを見たりしていると、いろいろとアイデアが浮かんでくるだろう。

 筆者も愛用しているGoodReaderの名前をアクションの中に見つけたときに、普段やっている作業にショートカットを使えるのではないかと思って作ってみた。これが冒頭で紹介したショートカットだ。中身は図を参照していただきたい。

 実行すると、クラウド上の圧縮ファイルを指定する画面が表示され、選択すると解凍したのちGoodReaderに登録される。

ファイルを取得し、圧縮ファイルを解凍したのち、GoodReaderに送るショートカット
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 筆者がモバイルでファイルをやりとりする際によくやる作業なのだが、GoodReaderから手作業でやろうとすると結構手間だったのだ。

 このショートカット、筆者にはとても便利なのだけれど、問題点が無いわけでもない。圧縮されていないファイルを選択するとエラーになって途中で停止してしまうのだ。現時点では圧縮されていないファイルのために別のショートカットを作って使っている。1つのショートカットでどちらの場合にも対応する方法が無いものか検討中である。