米アップル(Apple)のストア「App Store」「iTunes Store」「Apple Books」は、デジタルコンテンツ(アプリや曲、映画、本など)を自分の端末用に購入するだけでなく、第三者にプレゼントするための「贈る」という機能がある。

 この機能を使って、家族や友人の誕生日、クリスマス、入学・卒業などの機会に本やアプリを贈ってみるのはいかがだろうか。買いたいものを相手に好きに選んでほしいという場合に、一定の金額をストアチャージとして贈る方法もある。併せて紹介しよう。

(写真:伊藤朝輝、以下同じ)
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Apple Booksでお薦めの本を贈る

 筆者は本が好きなので、本はもらってうれしいプレゼントの1つ。自分が選ぶことのない本に出会うチャンスだし、贈り主が自分のために選んでくれた本だと思うと喜びもひとしおだ。最近はiPadで読むことも多いので電子書籍でもらうのもうれしい。

 Apple Booksで本をプレゼントする場合を例に手順を見ていこう。「ブック」アプリで、本の購入画面を表示して、タイトル下にあるリボンをかけた箱のアイコン(以下「贈る」)をタップしよう。

「ブック」アプリで本を贈る場合は、本の購入画面に表示される、箱にリボンをかけたアイコン「贈る」をタップしよう
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続く画面で、「送信先」にEメールアドレス、「メッセージ」に相手へのメッセージ、「ギフトを贈る」に贈る日を設定して「次へ」をタップ。画面に従って進めよう
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 画面に従って必要項目を入力して進めればよい。ここでは注意する点を3つ挙げておく。1つ目は、贈る側のApple IDに支払い情報としてクレジットカードが登録されている必要がある点。「贈る」で購入したコンテンツの支払いにはクレジットカードが使われる。プリペイドカードなどでチャージしたストアクレジットは使えない。

 2つ目は、プレゼントはストアで使えるコードの形で、Eメールで相手に届く点。SNSなどのメッセージは使えないので、相手のEメールアドレスを知っていることが前提になる。Eメールアドレスは、Apple IDとひも付いている必要はなく、相手が受信できさえすればよい。

 3つ目は無料のコンテンツは贈ることができない点。どうしても贈りたい場合は「共有」機能を使って相手に知らせてダウンロードしてもらうとよいだろう。ただし相手としてもプレゼントを贈られた気はしないので、無料のコンテンツは特別な贈り物としてはふさわしくないように思う。

 贈られた側は、iPhoneやiPadなどのiOS端末でEメールを開き、文面にある「今すぐコードを使用する」をタップすると自動的にストアアプリに切り替わり、コードの使用画面になる。もしiOS端末で開けないEメールアドレスで受信した場合は、文面のコードをストアアプリに手入力すればよい。

贈られた側はiOS端末でEメールを開き「今すぐコードを使用する」をタップ。iOS端末ではない端末でEメールを受け取った場合は、ストアアプリを開いてコードを手入力しよう(メールアドレスや使用コードはダミー)
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 支払いは贈り主だが、コンテンツの所有者は贈られた相手になるので、相手は自分が購入したコンテンツと同様に、以後何度でも無料でダウンロードできるようになる。

 ほかのストアアプリで送る場合も基本的には同じ流れだ。ただし「贈る」ボタンはコンテンツのタイトル画面にはない。App Storeでは「…」をタップ、iTunes Storeでは共有ボタンをタップして表示された画面にあるので注意しよう。

 iOS端末のiTunes Storeで曲を贈る場合は、アルバム単位となる。1曲ずつ贈りたい場合はMacまたはWindowsパソコンのiTunesアプリを使おう。

「App Store」では「…」をタップして表示された画面に「Appを贈る」がある
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