小さな子供を守るフィルタリング機能として使う

 同じApple IDで複数のiOS端末を使っている場合は、それらの使用時間を合算して表示することもできる。これには合算したい端末のスクリーンタイム画面で「デバイス間で共有」をオンにする。これで画面右上に「デバイス」と表示されるようになり、そこをタップすると統計情報がそれぞれの端末ごと、または合算した「すべてのデバイス」に切り替わる。

 複数の端末でのアプリの利用時間を合算して確認できるのは、正確な使用状況を把握するのに有効だ。iPhoneとiPadのように用途の異なる端末の場合、それぞれの端末で使用しているアプリや、アプリのカテゴリーが異なっていることが分かる点も面白い。

同じApple IDで使っているそれぞれの端末で「デバイス間で共有」をオンにすると、すべての端末の利用時間を合算して表示できる。図はiPadで表示した画面
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 またiCloudの「ファミリー共有」の管理者であれば、登録されているメンバーの端末使用状況をスクリーンタイムから確認でき、管理も行える。アプリの使用や不適切なWebサイトへのアクセス、コンテンツの表示を制限するなど、小さな子供が使う端末のフィルタリング機能としても利用できる。iOS端末にはユーザーが積極的に使えるフィルタリングアプリがほとんどない状況だっただけに標準機能で対応してくれたのはうれしい。

 スクリーンタイムはiPhoneの使い過ぎを防ぐほかに、小さな子供を有害な情報から守るフィルタリング機能としても、ぜひ使ってほしい機能だ。

「ファミリー共有」の管理者は、登録メンバーの端末使用状況をスクリーンタイムで確認し管理できる(赤枠は筆者が付けた)
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スクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」は、自分を含めてファミリー共有のメンバーを不適切な情報から守るフィルタリング機能としても利用できる
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