3D Touch対応モデルは「強めに押す」と「長押し」も区別する

 ややこしいのは、3D Touch対応モデルでは「強めに押す」と「長押し」を区別する点。ユーザーが画面を長押しする際、無意識に画面を強めに押し込んでしまう場合がある。そのため長押ししているつもりが、3D Touchとして認識されて、意図した操作にならないことがある。

 長押しとして認識させるためには、指先に力を入れずに画面に触れるだけにとどめ、押し込まないようにすればよい。言うなれば「長押し」ではなく「長触れ」だ。筆者はずいぶん慣れたが、はじめは意識的に行うことをお勧めしたい。

 長押しがうまく認識されない場合は、前述の設定画面で3D Touchの感度を「強い」側に調整してみよう。ある程度の強さまでは押し込んだと認識されずに長押しになる。

コントロールセンターのサブメニューを呼び出す

 ここからは3D TouchやHaptic Touchの便利な使い方を紹介していこう。

 まず覚えておきたいのは「コントロールセンター」の操作方法だ。コントロールセンターは、iPhoneの設定を素早く変更したり、いくつか機能を簡単な手順で呼び出したりできる画面である。ホームボタンが搭載されたiPhoneでは画面の下から上にスワイプすると表示される。ホームボタン無しのモデルでは画面上部にあるノッチ(切り欠き)の右側を下にスワイプしよう。

「コントロールセンター」のパネルを強めに押す、または長押しすると、詳細な設定項目があるサブメニューを表示する。ただし、サブメニューがないパネルもある
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 コントロールセンター画面の左上にある通信関連のパネルは、タッチするだけでも「機内モード」「モバイルデータ通信」「Wi-Fi」「Bluetooth」をオン/オフできるが、パネルを強く押す、または長押しするとパネルが拡大されてサブメニューが表示される。サブメニューでは項目が増え、「AirDrop」で受け入れる対象の変更、「インターネット共有」(テザリング)のオン/オフができるようになる。元の表示に戻すには、パネルの外側をタップしよう。

ネットワーク関連のパネルの詳細画面では、「AirDrop」で受け入れる対象の変更、「インターネット共有」(テザリング)をオン/オフできるようになる
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 筆者がよく使っていて便利に感じているのは、コントロールセンター画面の右上に表示される「ミュージック」パネル。再生している曲の再生/停止、戻し/送りといった操作しかできないように見える。これを強めに押す、または長押しすると、パネルが拡大され、曲の再生箇所を任意に変更できるスライダーが表示される。再生した部分を少し戻して、もう一度聴きたいときになどに便利だ。

 さらに曲名の右横にある、3つの同心円と三角形を組み合わせたアイコンをタップすると、再生装置を切り替えられる。Bluetoothイヤホンやスピーカーの接続を切り替えたい場合に特に便利だ。

 ほかのパネルもサブメニューから実行できることを確認しておくとよいだろう。ちなみに、iPadのコントロールセンターも長押しで同様のサブメニューを表示できる。

ミュージック関連のパネルのサブメニューでは再生装置を切り替えられる。Bluetoothイヤホンは、設定画面よりもここで切り替えたほうが楽
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