僕はかねて中国シャオミ(小米)のファンだ。海外に出かけた際は、かばんやモバイルバッテリーなどを見つけては購入して、コストパフォーマンスの高さに舌を巻いている。

 そのシャオミが2019年12月にとうとう日本上陸を果たした。僕にとってはうれしい限りだ。同社の参入によってスマホ全体の価格低下が進む可能性もある。日本市場に最初に投入されたのは「Mi Note 10」と、その上位機種の「Mi Note 10 Pro」である。今回はMi Note 10を詳しくレビューしていく。

 実のところ、個人的に望んでいたのは「Mi 9」など全体的に高性能でコストパフォーマンスの高いモデルだ。Mi Note 10もコストパフォーマンスは高いが、高性能なのはカメラである。つまりMi Note 10は、カメラに対する評価によってユーザーが感じるコストパフォーマンスが変わってくるスマホなのだ。

新登場のMi Note 10
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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充電器とケーブル、透明なケースが付属する
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本体の質感は上々だが重い

 2020年1月6日現在、Mi Note 10はAmazon.co.jpで販売されており、価格は税込み5万8080円だ。本体の質感は、5万円台という価格を考えるとかなり良い。特に、ガラスの左右がアールを描いている部分に高級感がある。

 こうした曲面ガラスは、Galaxy S10を初めとした高級スマホに見られる特徴で、それを5万円台のスマホで採用するあたりがシャオミらしい。背面も同様に曲面を描いている。

 外観は、中国メーカーのスマホにみられがちな派手さがない。カラーは3色。僕が入手したのはオーロラグリーン。光が当たると微妙に変化する深みのある色合いだ。他にグレイシャーホワイトとミッドナイトブラックがある。

背面は高級感がある
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 ただ、デザインに関してはあまり良くない部分もある。特にカメラ周りはぐちゃぐちゃな感じを受ける。5つあるカメラのうち3つは1カ所にまとまっているが、2つは飛び出していて1つは飛び出していないなど、あまり美しくない。

 重量は208グラムで、スマホとしては間違いなくヘビー級だ。最近の大画面モデルは総じて重いので、ある程度は致し方ないと思うが、Mi Note 10は持つとずしりと感じるレベルだ。僕はiPhone 11 Pro Maxで重いスマホに慣れているほうだと自負しているが、長時間持ち続けると疲れを感じる人もいるはずだ。

カメラ周りのデザインは美しいとは言えない
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曲面ガラスがこの価格帯でも手に入るのはうれしい。フロントのカメラは水滴型だ
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