大いに関心を持っていた韓国サムスン電子の折り畳みスマホ「Galaxy Fold」がいよいよ発売されたので、僕もじっくりと試用してみた。事前情報はかなり前から色々と流れていたので、何となく全体像は分かっていたつもりだったが、使ってみると予想以上に良かった点や課題に感じた点が少なからずあったので、詳しく紹介したい。

 Galaxy Foldは、日本ではKDDI(au)から販売される。しかも取り扱うショップは限られており、そこに出向けないならオンラインで購入することになる。2019年11月上旬の記事執筆時点では、オンラインでは予約受付中となっており、出荷台数はかなり少ないと思われる。もともとiPhoneのように多くのユーザーが狙っているモデルではないので、そんなものかなと感じる。

 価格は税込み24万5520円と、スマホとしては恐ろしいほど高い。僕は、これは機能や性能ではなく先進性に支払うコストだと思う。開発費を考えれば、メーカーもペイしていないだろうと予想している。

Galaxy Foldを折り畳んだ状態
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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開くとこのように7.3インチの大画面になる
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製品の外箱も、折れ曲がることを想起させるデザインだ
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タブレットとしては非常に使いやすい

 僕は折り畳めるディスプレーを持つ端末をはじめて長時間試用したが、この技術は実に素晴らしい。ガジェット好きの夢と言ってもいい。これまで2画面のスマホやPCは多数出てきたが、画面がつながっていないため使いづらかった。これを解消したサムスンの開発力には拍手を送りたい。

 画面を広げると7.3インチになる。タブレットとしてはなかなか使いやすいと感じた。このくらいの画面サイズなら、ブラウザーでも広い範囲を見られる。画面解像度は2152×1536ドットで、縦横比が4対3に近い。地図などは広く表示できて快適だし、写真を表示しても無駄な箇所がほとんどないのが素晴らしい。16対9のYouTube動画を表示すると上下に黒帯が表示されるが、許容範囲だろう。

アイコンの一覧も数が多く、まさにタブレットだ
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写真を表示しても迫力がある
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YouTube動画は上下にやや黒帯が表示される
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