スイス・ロジテックの日本法人、ロジクールが2019年9月に発売したハイエンドマウス「MX Master 3」は、製品名通りMX Masterシリーズの3世代目に当たる製品だ。

 マウスを1000円以下で買えるご時世だが、MX Master 3はなんと1万3500円(11月1日時点のAmazon.co.jpでの価格、税込み)もする。それでも僕は、MX Masterシリーズの既存ユーザーの多くは今回の新モデルを欲しくなると見ている。僕自身このシリーズのマウスを使い込んでいるので、魅力は熟知しているつもりだ。

 そこで今回は、この高価なマウスがユーザーにもたらすメリットを、低~中価格マウスを使っている人向けに紹介していく。

新登場のMX Master 3は大型の高性能マウスだ
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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基本性能はほぼ変わっていない

 モバイルにこそ向かないが、大きなボディーは意外にホールドしやすく、持て余すことはあまりないだろう。手の小さな人は、購入前に実際に持ってみることをお薦めする。

本体はかなり大型で包み込むように持つ
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本体を後ろから見たところ。独特な形状だ
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 安価なマウスを使っている人がこのマウスに買い替えると、明らかな違いを感じる可能性が高い。マウスを滑らせる下地は、ガラスを含むあらゆる面でよい。かつ非常になめらかで緻密な操作が可能だ。使ってみると価値がわかる。安価なマウスでは、なかなかこうはいかない。

 だが実のところ、解像度やトラッキング性能といったマウスとしての基本性能は前モデルの「MX Master 2S」からほとんど変わっていない。仮にこのあたりが変わったとしても、僕はもうおなかいっぱいだ。

 充電用ポートは、MX Master 2SのmicroUSBからUSB Type-Cに変わっている。ここはうれしい進化ポイントだ。

4000dpiの高性能センサーは、ガラス面でもマウスパッド無しで使える
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左がMX Master 2S、右がMX Master 3。充電ポートがUSB Type-Cに変更されている
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