最近のノートPCは13.3インチのモバイルノートが主流になっており、各社が軽さを競っている。さらにそこそこ軽量で格安のモデルも登場しており、かなり充実している。そんな中、Dynabook(ダイナブック)が新モデル「dynabook Z」を発売した。

 dynabook Zは15.6インチという大画面を持ちながら軽量と、一風変わったモデルである。これをモバイルノートと呼ぶかどうかは、人によって判断が分かれるところだろう。狭額縁で設計しているとはいえ、そもそも15.6インチなので本体は大きい。ただし重量は1.3キロ台なので、十分に持ち歩ける。

 果たして、大画面・軽量のモデルはどのような人に向くのだろうか。そこに注目しながらレビューしていく。

写真ではスケール感が把握しにくいかもしれないが、本体は15.6インチの大型ボディーだ
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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モダンPCを推すDynabook

 Dynabookは、米マイクロソフト(Microsoft)などが販促に注力している「モダンPC」を推している。モダンPCとは、高性能でスタイリッシュなまさに、“モダンなパソコン”という意味だ。一昔前に流行したウルトラブック(Ultrabook)やネットブック(NetBook)などと比べると、やや緩やかなカテゴリーで、細かなスペックの縛りなどはあまりないようだ。

 dynabook Zには、スペックが異なる2種類のモデル「dynabook Z8」「dynabook Z7」が用意されている。今回はZ8をレビューする。サイズを同社の一般的なA4ノートと比べてみよう。

  • dynabook Z8
    幅359×奥行き250×高さ17.6ミリ 1.399キロ
  • dynabook T9
    幅379×奥行き256.5×高さ23.7ミリ 2.4キロ

 実際は底面積も小さくなっているが、さほど変わらない。大きく違うのは、dynabook Z8は厚さが17.6ミリとモバイルノート並みに抑えられている部分だ。重さは約1.4キロで、これはひと昔前の14インチクラスに近い。手にしても非常に軽く感じる。

 僕が以前にレビューしたことがある他社製の15インチ軽量ノートと比べると、剛性感はdynabook Z8のほうが大きく上回っている。PCは本体が大きくなるほど、たわみが大きくなりペコペコした印象を受けやすい。ところがdynabook Z8は、かなりしっかりとしている。もちろん天板の中央部分を押すとそれなりにたわむものの、頼りない感じがしないのが良い。

右は14インチのThinkPad X1 Carbon。その差は大きい。13.3インチと14インチの差より、14インチと15.6インチの差の方が大きいのだ
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天板を見ると、dynabook Gシリーズそっくりだ
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実測ではカタログ値より軽く、1.3キロ台半ばだった
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