僕個人は、毎年夏にAndroidスマートフォンを買い替え、秋にiPhoneを買い替えている。つまり毎年スマホを購入しているわけだが、そこは仕事柄ということでご理解いただきたい。普通に使うなら、2~3年に1度でも十分だ。
2019年の夏は、「HUAWEI P30 Pro」か「Galaxy S10+」のどちらかを購入しようと思っていた。ところがHUAWEI P30 Proは、事前予約が停止したままで買えない。そこでGalaxy S10+を買おうとしたのだが、とある理由で再検討した結果、結局S10+より画面が小さい「Galaxy S10」を買うことになった。
そこで今回は、Galaxy S10を購入するまでのいきさつと買い方、そして10日間使った感想をまとめて紹介していこう。
サイズの差が少なくGalaxy S10を選ぶ
個人的には、遠視気味なこともあって、スマホのサイズは大きな方が好ましいと思っている。そもそも、フリック入力をしない。いや、できないので片手で使うつもりがない。そのため多少大きくても見やすく、キーボードも大きな方がうれしいのだ。そんなわけで、iPhone 7 PlusからiPhone Xに買い替えたときには画面表示の小ささに悶絶(もんぜつ)した。
今回はNTTドコモがHUAWEI P30 Proの事前予約を停止したのを受けて、Galaxy S10+を買おうと思っていた。ところが仕事のレビューでGalaxy S10+とGalaxy S10を両方借りた結果、そのサイズの差があまりないことに気が付き、どちらにしようか悩むことになった。
Galaxy S10は6.1インチ、Galaxy S10+は6.4インチと、対角線の距離で0.3インチしか違わない。つまり、7.6ミリ程度しか違わないのだ。さすがに画面が大きな方が好ましいといえども、あまり気にならない違いだ。
他にある差と言えば、Galaxy S10+はインカメラがデュアルでバッテリー容量が大きく、放熱に優れているくらい。それでいて価格は、Galaxy S10が8万9424円(税込み)、Galaxy S10+が10万1088円(税込み)と見逃せないほど違う。
しかも、Galaxy S10+でプリズムホワイトを選ぼうと思ったら、同色は東京オリンピック限定モデルの「Galaxy S10+(Olympic Games Edition)」にしかないという。かつ価格は11万4696円(税込み)とさらに高くなり、19年7月下旬まで買えないことが分かった。
Galaxy S10+のプリズムホワイトと東京オリンピック限定モデルの差は、本体にロゴが入ることと、ワイヤレスイヤホンが同梱(どうこん)されることだ。かつワイヤレスイヤホンは、プリズムホワイトを選んでもキャンペーンで無料入手できる。「ロゴだけで1万3000円高くなるのか」と感じてしまい、Galaxy S10+を買う気がうせてしまった。
ということで、手ごろな価格で画面もそれなりに大きなGalaxy S10を選択したわけだ。もちろんカラーは、プリズムホワイトだ。
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