高価だが質の高いiPadを手に入れると、安価なAndroidタブレットは「安かろう悪かろう」と思えてしまう。タブレット市場を見ても、元気なのはiPadばかりで、Androidタブレットの人気は低迷しているのが実情だ。

 そんな中で、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)が独自にリリースした「Fireタブレット」シリーズは超安価。7インチの「Fire 7」、8インチの「Fire HD8」、10インチの「Fire HD10」がラインアップされている。今回取り上げるのは、新モデルになった「Fire 7(第9世代)」。5980円からという激安タブレットだ。

 果たしてこんな製品で満足できるのだろうか、安物買いの銭失いとはならないのか、今回も辛口で詳しくレビューしていく。

激安タブレット「Fire 7」の新モデル
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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普通のタブレットではない

 そもそもFireタブレットは、一般的なAndroidタブレットとは違い、アマゾンがカスタマイズしたAndroidを採用している。だから裏技的な作業をしないと、米グーグル(Google)の「Playストア」からのアプリのインストールもできない。アマゾン独自のストアで提供されているアプリしか使えないのだ。

 例えば、「Chrome」や「Googleマップ」も使えない。とはいえ、アマゾンのコンテンツを楽しむのが目的なら、何の不自由もない。アマゾンのサービスである「Prime Video」や「Prime Music」などは普通に楽しめる。安価だが、こうした制約があることを大前提にすべき製品なのだ。

 安価なだけに、本体にも残念ながら高級感はない。とはいえ、つや消し黒のボディーはシックでさほどチープには感じないだろう。

ボディーは樹脂製だが、つや消しで手触りは良い
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一応2メガピクセルのカメラを搭載している
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