最近は、中国華為技術(ファーウェイ)の問題が世間をにぎわせている。米国による同社製品の輸入制限や、Android OSの提供停止、日本国内でも最新スマホの販売見合わせなど、消費者にも影響が出てきている。

 そんな渦中のファーウェイ製品の中で、今回取り上げるのは「MateBook 13」だ。MateBook 13は、2019年3月に発売されたモバイルノートである。

 ファーウェイと言えばスマホで有名だが、実はPCにも結構力を入れている。スマホについてはごたごたがあるようだが、PCは特に問題なく普通に売られている。

 MateBook 13は、13インチのディスプレーを搭載した手ごろな価格のモバイルノートで、MateBook Xの下位にあたるモデルと考えればいいだろう。製品としての位置付けは近いので、両方購入するユーザーはまずいないだろう。MateBook 13は、どちらかと言うと学生やエントリーユーザー、コストを抑えたい企業向けだ。

MateBook 13は狭額縁がすてきなモバイルノートだ
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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本体は高級感があり、しっかりしている

 価格は驚異的と言っていい。CPUにCore i5を搭載しOfficeが付属しないモデルで税込み9万5981円。CPUがCore i7でOffice無しだと、税込み11万7102円だ(いずれもAmazon.co.jpでの価格)。この価格でCore i5は256Gバイト、Core i7は512GバイトのSSDを搭載するのだから、コストパフォーマンスは相当高い。

 本体は結構高級感がある。基本的にアルミボディーを採用していて、スリムで美しい。狭額縁なので、見た目も新しく感じるのがいい。

 ただし子細に見ていくと、コストダウンが図られている部分にも気が付く。例えば、ボディーの横部分は樹脂製である。つまり天板とキーボード面、底面はアルミだが、その間のボディー部分が樹脂製なのだ。個人的には、この程度はほとんど気にならない。価格を考えれば十分に妥協できる。

金属ボディーはしっかりとした合成感があって好印象だ
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本体の横部分が樹脂製で、よく見ると成形の跡が残っている
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 少々驚いたのが重量だ。カタログ値は約1.28キロだが、キッチンスケールの計測だと1.31キロだった。参考値で、個体差があるのかもしれないが、カタログ値との違いが大き過ぎる。

 どちらにしろ、国内メーカーの800グラム程度のモバイルノートに比べると、かなりの“ヘビー級”となる。この重量が、コスパの高さや質感の良い金属ボディーとのトレードオフなのだろう。僕は性能と価格を考えれば、この重量は十分に“あり”だと思う。多少重いがテキパキと使える。

キッチンスケールの計測では1.3キロを超えた
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