全天球カメラは、360度の写真や動画を手軽に撮影できる。スマートフォンのカメラでは撮れない楽しい写真や動画を撮影できるので、個人的にもかなり関心があり、数モデルを使っている。様々なメーカーから出ており、その中で老舗モデルとして知られているのはリコーの「THETA(シータ)」だ。

 そのリコーが2019年5月、THETAの新モデルである「THETA Z1」を発売した。これまでの最上位モデルである「THETA V」も引き続き発売されているので、THETA Z1は最上位モデルということになる。THETA Z1の価格は、直販の場合で税込み12万6900円。THETA Vは、直販の場合で税込み5万6700円なので、一気に2倍以上の価格になった。

 ではTHETA Z1は、THETA Vとどのくらい性能や機能が違うのか。早速、全天球カメラの老舗モデルTHETAの最上位機の魅力をチェックしていこう。

新登場のTHETA Z1
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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サイズはかなり大きくなった

 THETA Z1の最大の特徴は、1インチのセンサーを搭載し、画質が向上したことだ。静止画の解像度も、THETA Vの5376×2688ドットから6720×3360ドットへと向上している。レンズユニットも新しいタイプのものを採用し、ゴーストやフレア、パープルフリンジを軽減しているという。その結果、本体サイズ(幅×高さ×奥行き)はかなり大きくなっている。

  • THETA V
    45.2×130.6×22.9ミリ 121グラム
  • THETA Z1
    48×132.5×29.7ミリ 182グラム

 数値で見ると大した差ではないと感じるかもしれないが、実物はかなり違う。レンズ部分が出っ張っているが何とかポケットに入れて持ち運べるTHETA Vに対し、THETA Z1はバッグに入れて持ち運ぶのが前提になるだろう。

THETA Z1の背面。樹脂の質感がとてもいい
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手前がTHETA Z1。かなり大きくなったことが分かる
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レンズ部分の出っ張り方もずいぶん違う
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 ボディーは、細かな模様があるシワ模様(シボ)の仕上げになっている。質感が非常に良く、手に取ると高級モデルであることが伝わってくる。

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