僕にとって、ThinkPadはちょっと特別なPCで、30年近く前から何らかの形で所有してきた。

 ThinkPadは、様々なサイズがラインアップされている。その中でモバイル用途の定番モデルと言えば、12インチ前後の画面を持つXシリーズである。僕も数年前まで「ThinkPad X201」を愛用していた。SSDに換装して快適に使えたのがうれしかった。

 12インチ画面のモデルとしては、2018年まで「ThinkPad X280」がラインアップされていた。しかしディスプレーのフチが広いため、ちょっと古めかしく感じるようになっていた。

 そんな中、2019年3月に登場した「ThinkPad X390」は、12インチ画面クラスのボディーに13.3インチの液晶を詰め込んだ待望の製品だ。X280の後継モデルとなる。

 僕自身、X280の後継モデルにとても期待していて、実は発売されたら買おうと考えていた。ところが実物を見て、「これはちょっと違う」と感じてしまった。今回はその理由を詳しく説明していく。

本連載でも以前取り上げたThinkPad X280は、額縁が太く感じる
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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新登場のThinkPad X390は、左右の額縁が細くなりコンパクトな製品へと変わった
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上位の14インチモデルとサイズがほとんど同じ

 最初に、ThinkPad X390のサイズを検証するため、手元にあった「ThinkPad X1 Carbon」の2017年モデルと比較してみた。大きさ自体は、2018年モデルも同様だ。なお重量は、構成によって多少異なる。

  • ThinkPad X1 Carbon(2017~2018年)
    幅323.5×奥行き217.1×高さ15.95ミリ、1.13キロ
  • ThinkPad X390
    幅311.9×奥行き217×高さ16.5ミリ、1.18~1.33キロ
左がThinkPad X390だが、大きさの差はそう感じない。ThinkPad X390は上下の額縁が太いのだ
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重ねてみると、上に置いたThinkPad X390のほうが少しだけ小さい
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 何ということだろう。14インチ画面のThinkPad X1 Carbonと比べて、約12ミリほど幅が短いだけではないか。しかもThinkPad X1 CarbonよりもThinkPad X390のほうが厚いので、容積はほぼ引き分けと言っていい。この後、おそらく登場するであろうThinkPad X1 Carbonの2019年モデルは、少しだけ小さく軽くなるようなので、さらに分が悪くなるのだろう。

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