新しいiPhoneが発売されて約5カ月が経過した。iPhone XS/XS Maxが発売されたのは2018年9月。iPhone XRが発売されたのは翌10月である。特にiPhone XS/XS Maxは、価格が高すぎるということを筆頭に、ややネガティブな意見が目立っている。僕自身、iPhone XS Maxを購入して使い続けているので、今回は数カ月間使ったレビューを通して新iPhoneに思うことを述べたい。

 僕はそもそも、iPhone Xを使っていたのだが、画面が狭くて操作に難儀していた。何度も書いているが、フリックを使わずアルファベットキーボードで入力しているので、画面が狭いと打つのが厳しいのだ。またスマホからPCまで、画面の広さこそ正義だと思っているだけに、大画面のiPhone XS Maxが発表されたときはとてもうれしかった。

愛用中のiPhone XS Max
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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美しい背面はほとんど見ていない

 iPhone XSシリーズは、ガラスの背面が非常に美しいと思っている。僕は美しく仕上げたボディーサイドと背面にすっかり魅了されて購入したわけだが、この5カ月ちょっとで、実際には10回も見ていない。理由は単純で、ずっとケースに入っているからだ。仕事柄、他機種との比較撮影の際にケースから取り出しているので、10回は大げさかもしれない。だが個人利用では、本当に数回しかお目にかかっていない。

 僕は、AppleCareに加入しないのをモットーにしている。そもそも、AppleCare+が税別2万2800円というのは高すぎる。中国のファーウェイ(華為技術)が出している「HUAWEI P20 Lite」が買えてしまうではないか。僕の購入したSIMロックフリーの256Gバイトモデルは税別14万1800円もするのだから、追加保証くらいサービスしてほしいものだ。

 しかも1年でiPhoneを買い替える可能性の高い僕としては、故障は標準の保証でカバーされるので、落下のリスクに備えればいいわけだ。仮にAppleCare+に加入したとしても、メインで使っているiPhoneの画面割れ修理はできるだけ避けたい。修理に持ち込む手間がかかるし、下手をするとiPhoneを使えなくなる期間が生じるかもしれない。

 万が一、落として画面が割れてしまった場合、AppleCare+に加入していないと修理費用は税別3万7400円かかる。この修理費用はモデルごとに値上がりしており、もはや手ごろなスマホが余裕で買えてしまう価格まで達している。AppleCare+に加入して修理する際にも税別3400円がかかる。つまり画面が割れた際の出費は、AppleCare+の料金と合わせて税別2万6200円だ。だったら、割った場合に3万7400円を払ったほうが僕としてはいい。

 ということで、画面割れを恐れる僕はケースから一切取り出せないでいるために、すてきな背面をほとんど見ていない。実用上、背面デザインなどないも同然となってしまった。

すてきな背面にはほとんどお目にかかれていない
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ケースに入れているので、ボディーサイドの仕上げもほとんど見えない
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