僕がメインで使っているモバイルノートPCは、パナソニックの「Let's note SZ5」である。だが最近、ちょっと物足りなくなってきた。性能は文句なしだが、内蔵する256GバイトのSSDが少し窮屈になってきたのだ。また、生体認証機能が搭載されていないのが、セキュリティー面で不安がある。

 Let's noteは現役で使うとして、追加で併用できるモバイルノートが欲しくなった。2台は不要だろうと思った人もいるかもしれないが、レビューの必要があるという仕事柄、ご理解いただきたい。

 そんなわけで2018年末から数機種を物色したところ、またしても中国レノボの「ThinkPad X1 Carbon」になってしまった。またしても、というのは今回購入したのは2018年モデルで、僕は2017年モデルも購入したからだ。そこで今回は、2年連続でThinkPad X1 Carbonを購入するまでの経緯を報告したい。なおThinkPad X1 Carbonは、2019年1月のCESで新モデルが発表されたが、それを踏まえて現状モデルを手に入れた理由にも触れる。

入手したThinkPad X1 Carbonの2018年モデル
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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譲れない条件を挙げてみた

 今回、どうしても譲れなかった条件がいくつかあった。まず、CPUはCore i7のUプロセッサー、SSDは512Gバイトで、メモリーは16Gバイトあることが望ましい。さらにLTEが内蔵されていた方がいい。充電に関しては、USB Type-Cポートを持ち、PD(Power Delivery)で充電できるものが欲しい。

 逆に、ディスプレーはフルHDで構わない。高いお金を出して、4Kなどの高解像度モデルを入手しても、文字が小さすぎて拡大して使うことになる。それでは意味がないうえに、バッテリーを余計に消費してしまう。

 こうした条件に合致するモデルを検討したが、まずLTE内蔵モデルが意外と少ない。VAIOの「VAIO SX14」は、512GバイトのSSDと16GバイトのメモリーでLTEを内蔵しており、かなりいい線をいっている。だが、この構成だと価格が税別28万円を超えてしまうため、予算面で難しい。キーストロークがやや浅い点も気になった。「Let's note LV」と「Let's note SV」も同様で、30万円を超えてしまう。さらにLet's note SVのディスプレーは12.1インチなのだが、今回は13.3~14インチディスプレーのモデルが欲しかったので選択肢に入らなかった。

 ThinkPad X1 Carbonなら、CPUがCore i7-8550U、メモリー16Gバイトと512GバイトのSSDというぜいたくな構成が、2019年1月の記事執筆時点で税込み21万5654円(直販価格)である。クーポンを使うと恐ろしいほど価格が下がるのは、いつものことだ。そろそろ最新モデルである時期が終わりに近づいているために、これほどまでに安いのだろう。この価格が駄目押しとなり、結局ThinkPad X1 Carbonの一択になったというわけだ。

左がThinkPad X1 Carbon、右がLet's note SZ5
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