最近は、Microsoft Officeのアップデートがこまめに実施されるようになっている。オンラインでアップデートしていると、いつの間にか新機能が追加されてちょっとうれしくなることもある。一方、大きな変更点は説明が表示されるのだが、仕事で忙しいときに使っているとつい見落としてしまい、後で「何だ、この機能は?」と驚くこともしばしばだ。

 こうした自動アップデートで最も面食らったのが、2018年9月27日に行われた、バージョン1809への自動更新だ。

 この自動アップデートが有効になっていると、リボンなどのデザインが一変して驚く。リリース文によると「外観だけの変更で、機能は変わらない。あらゆるサイズの画面での視認性が向上した」とのことだ。

 今回はこの点について、考えてみたいと思う。なお僕を含む多数のユーザーは、慣れている古いデザインをひいき目に見てしまう点はご了承いただきたい。

最近、Officeのアップデートで見た目が大きく変わるという出来事があった
(撮影:アバンギャルド)
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タブの位置が変わった

 今回のデザインの変更で最大の変化は、タブの位置が変わったことだろう。これまでタブは、画面上部のバーに組み込まれていた。Excelであればグリーンの部分だ。そこにタブが並んでおり、選択したタブが白く反転表示されている。ユーザーは、このビジュアルにずっと慣れ親しんできたわけだ。

 ところが新しいデザインでは、タブがグリーンのバーから取り外された。色の変わっている部分は、ファイル名などを表示するタイトルバーのみになり、タブはリボンと結合されて白い背景で表示される。選択しているタブには、アンダーラインが引かれるようになった。

 こちらの方が、きっと見やすいのだろうけれど、僕としては「ごちゃごちゃしているなあ」としか思えない。文字だらけという印象がないだろうか?

 実際は、数日間使い込んだら慣れてしまったのだが、それでも画面の狭いモバイルノートで、やや遠視気味の僕が利用すると、書いてある文字を探してしまう。僕としては、以前の方が視認性が高かったと思うのだが、いかがだろうか。タブは白抜きで、瞬時に見分けられる方が使いやすいと思うのだ。例えばExcelの場合、「折り返して全体を表示する」など、文字がごちゃごちゃと並んでいる。その上に、やっぱり文字のタブが並ぶのは、混乱を招くと思うのだ。

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上がアップデート前、下がアップデート後(以下同じ)。アップデート前、タブは画面上部のグリーンのバーと結合していてひと目で分かるが、アップデート後はタブがリボンに組み込まれて白地になったために見分けづらい
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