米ナイアンティック(Niantic)が提供するスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO(Pokémon GO)」がスポーツ庁の「Sport in Life」の認定第1号となった。スマートフォンの位置情報を活用し、外に出て移動するほど楽しみが増す仕組みが評価されて認定されるに至ったようだ。この認定によってポケモンGO、ひいてはゲームに対するイメージは大きく変わるのだろうか。

ポケモンGOが「Sport in Life」の認定第1号に

 ナイアンティックは2019年7月11日、同社のポケモンGOがスポーツ庁の「Sport in Life」プロジェクトのロゴマークを初めて付与されたアプリになったと発表した。

 Sport in Lifeとは、2019年7月1日にスポーツ庁が発表したプロジェクトで、多くの人がスポーツに親しむ社会の実現に向け、スポーツを推進する企業や団体などに付与されるもの。ポケモンGOはそのプロジェクトの趣旨に合ったアプリとして認められ、ロゴマークの付与を受けるに至ったという。

 ポケモンGOは位置情報を基にしたゲームであり、様々な場所に移動することでより多くのポケモンに出会える仕組みだ。ゲームの仕組みとして必然的に移動する必要があることから、ゲームプレーをするほど日常的に外に出て身体を動かすことにもつながっている。

 そうしたゲーム内容がスポーツ庁に評価され、今回の認定に至ったようだ。ちなみに2019年7月18日には、ポケモンGOだけでなく、同社が提供する「Ingress」「ハリー・ポッター:魔法同盟」も、Sport in Lifeのロゴが使えるようになったと発表。ナイアンティックが提供する全てのゲームがスポーツ振興につながると評価されたことになる。

 2019年7月30日には、ナイアンティック日本法人の代表取締役社長である村井説人氏と、スポーツ庁長官の鈴木大地氏が実際に対談する場も設けられた。鈴木氏は「ゲームは家にこもってするイメージがあり、スポーツとは真逆なものと思っていた。だが外に出てプレーするゲームがあることを知り、認定するに至った」と話しており、運動につながるというポケモンGOの特徴を高く評価している様子だった。

「Sport in Life」の認定を受け、2019年7月30日にはスポーツ庁の鈴木氏(左)と、ナイアンティック村井氏(右)の対談が実施された。ゲームに抵抗があったという鈴木氏は、当日ポケモンGOをインストールしたばかりとのこと(筆者撮影)
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