ワーナー ブラザース ジャパン(東京・港)と米ナイアンティック(Niantic)は2019年7月2日、ハリー・ポッターシリーズの世界観を取り入れた新しい位置情報ゲーム「ハリーポッター:魔法同盟」の日本での配信を開始した。好調にダウンロード数を伸ばし注目を浴びている同ゲームだが、同じナイアンティックが配信している「ポケモンGO(Pokémon GO)」のような大ブームをもたらすことはできるだろうか。

発表から約1年半、日本でも配信を開始

 「Ingress」やポケモンGOと、立て続けに位置情報ゲームのヒット作を生み出しているナイアンティック。そのナイアンティックが、米ワーナー・ブラザース・インタラクティブ・エンターテイメント(Warner Bros. Interactive Entertainment)の1部門であるWB Games San Franciscoと共同で、「ハリー・ポッター」シリーズのIP(知的財産)を用いた位置情報ゲーム「Harry Potter:Wizards Unite」(邦題「ハリーポッター:魔法同盟」)を開発していることが明らかになったのは2017年11月のことだ。

 その動向に注目が集まっていたが、発表から約1年半が経過した2019年6月21日(米国時間)に、米国など4カ国で先行配信を開始。そして7月2日には、満を持して日本での配信も始まった。

「ハリーポッター:魔法同盟」のゲーム画面。地図上に現れるファウンダブルをタップするとそれがAR空間上に現れ、ジェスチャー操作で魔法界に戻すというのが基本的なゲームの流れになる(出所:ワーナー ブラザース ジャパン/ナイアンティック)
PORTKEY GAMES, WIZARDING WORLD, HARRY POTTER: WIZARDS UNITE, characters, names and related indicia © and ™ Warner Bros. Entertainment Inc. Publishing Rights © J.K. Rowling. ©Niantic, Inc. All Rights Reserved (s19)
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 ハリーポッター:魔法同盟は、映画「ハリー・ポッターと死の秘宝」の後の世界を舞台としたゲームである。プレーヤーは魔法学校を卒業した「国際機密保持法特別部隊」の一員となり、「大災厄」によって非魔法使いの世界(マグル)にあふれ出てしまった魔法界の道具や生物など(ファウンダブル)を魔法界に戻しながら、その謎を解いていくという内容だ。

 ゲームのシステムは位置情報とAR(拡張現実)を組み合わせたもので、ポケモンGOに似ている。ポケモンGOに例えると、ファウンダブルがポケモンに相当し、ファウンダブルを魔法界に戻すことがポケモンを捕まえることに当たる。魔法界に戻したファウンダブルは「登録簿」に保存され、それを集めることでレベルが上がり、ゲームの中でできることが増えていく仕組みだ。

魔法界に戻したファウンダブルは「登録簿」に登録され、それらを集めていくことでレべレルを上げ、ゲームを進めていく形になる(出所:ワーナー ブラザース ジャパン/ナイアンティック)
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 また地図上にある「砦」に入り、「ルーンストーン」というアイテムを使うことで、最大5人で敵を倒す「魔法使いチャレンジ」に挑戦することもできる。こちらはポケモンGOでいうところの「レイドボス」に近い仕組みと言える。

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