Q.所属する事業部では毎年、仕事納めの日に忘年会を兼ねた納会が定時後にあります。会費も徴収され、社内でお寿司やお菓子、アルコール類などが用意されるものです。しかし上司からは「参加して当然」というプレッシャーがあります。はっきり言って仕事でないなら早く帰りたいです。こうした上司の態度はアウトではないのでしょうか。

 納会は慣習的に社内行事として行われてきました。定時後の納会は飲食するので労働時間扱いにしていない会社が多いかもしれません。

 しかし定時後の納会が強制的であるなら、拘束時間、すなわち労働時間扱いになります。仕事なのか自主参加の行事なのかを明確にした方がよいでしょう。

参加が強制なら就業時間内

 納会参加が強制的なら会費徴収はいただけません。会社が納会費用を負担すべきです。そして仕事納めの行事として参加を義務付けるのであれば、就業時間内に行うべきです。ただし就業時間内は顧客サービス上、席を外せない社員もいて不満に思うかもしれません。

 いっそのこと夕礼程度の納会にしてはいかがでしょう。業務終了時刻の少し前から納会を始めるのです。乾杯や挨拶後に中締めをして、以後は自主参加とすれば退社も自由です。

 定時後の納会が強制参加であるなら、その時間帯は拘束時間(労働)となります。つまりサービス残業だというトラブルに発展する可能性があります。こうしたトラブルで上司は「協調性がない」と叱ってはいけません。社員が正しいからです。社内の上下関係で通用しても社外では通用しません。上司が間違っているという判断が下されます。

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