Q.新入社員のプログラマーです。うちの職場は部門サーバーで年賀状の住所録を管理しています。部長から先日、住所を登録・更新するよう指示されました。しかし年賀状の作成を強制されているようで憂鬱です。友人との年始の挨拶はLINEで十分。個人情報の扱いにも問題があるように思います。

 普段から顔を合わせているメンバーです。正月明けの挨拶は口頭で十分かもしれません。年賀状の印刷と投函(とうかん)の繰り返しが面倒になって、筆者は年賀状を出すのをやめました。

 会社として緊急時の連絡先管理は必要ですが、年賀状の住所録までわざわざ用意する必要はないでしょう。筆者の顧客企業でも、年賀状を虚礼廃止としている会社があります。

 つまりこれらの会社は「慣習的な年賀状の挨拶は不要」と通知しているわけです。こうなると社員も楽です。もちろん社員間で個人的に住所を交換して年賀状を出すのは自由です。

そもそも部門サーバーでの共有は問題

 そもそも部門サーバーで社員の住所を共有するのは問題です。言うまでもなく個人情報の扱いについては、会社も世間も神経質になっているのは周知の事実です。そんな状況下で部門サーバーに住所録があること自体がおかしいと言えるでしょう。年賀状のためという理由は業務に一切関係なく通用しません。年賀状はあくまでプライベートの範疇(はんちゅう)であり、部門サーバーでの住所録の共有はいただけません。

 たとえ質問のケースで「同意する者だけ入力しなさい」と部長が言ったとしても、筆者は問題だと思います。部長が言えば半強制的になるわけです。年賀状をやり取りする慣習のない新入社員からすれば、なおさら憂鬱になるでしょう。

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