Q.34歳SEです。約1年前に入籍し、このほど新婚旅行に行こうと結婚休暇を申請しました。ところが人事部から、「そんな昔の結婚休暇は認められません」と却下されました。大きなプロジェクトが終わるのを待っていたのですが、これでは新婚旅行に行けずあんまりです。どうすればよいのでしょうか。

 かつては入籍や挙式、新婚旅行などをセットにして、結婚休暇を使う人が多かったので、こうしたトラブルにはなりませんでした。しかし今は、結婚のスタイルが多様化し、業務の都合などもあり、結婚休暇の取り方もだいぶ変わってきました。結婚手当(祝い金)や、複数回の結婚の扱いをどうするかなど、同様のトラブルが生じているようです。

 そもそも結婚や忌引などによる休暇を「特別休暇」と呼びます。特別休暇は会社が任意で恩恵的に与える休暇であり、法的に付与する義務はありません。

 ただし、会社が特別休暇を設定し、それを就業規則に記載していれば、義務として社員に与えなければならない休暇となります。質問者のケースでも、就業規則への記載があったのだと思います。

まずは始期と期限を確認する

 就業規則に特別休暇の記載がある場合、まずはその始期と期限を確認してください。ここで「結婚休暇:5日」「忌引き休暇:2日」とだけ書かれていれば、質問のようなトラブルになる可能性があります。なぜなら取得可能となる始期と、いつまで使えるかという期限が明確になっていないためです。

 よくあるのは、一方的な会社判断で認める/認めないが決まるケースです。会社にとって都合のよい判断になれば、社員は当然納得できません。忌引休暇も同様です。葬儀が終わって何日もたってからの申請を認めるか否かでトラブルになることがあります。質問の会社でも、始期や期限が決まっていなければ、そのことをきちんと説明し、結婚休暇の利用を認めてもらうよう求めてみてはいかがでしょうか。

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