KDDIウェブコミュニケーションズは、東京・青山にあるビルのワンフロアに本社を置く。移転した際に、社員の交流を図るため3フロアに分散していたオフィスを、ひとつにまとめた。社員から有志を30人ほど募り、約2年かけてオフィスをデザインしたという。

 KDDIグループのKDDIウェブコミュニケーションズは、東京・青山のビルに本社を置く。2016年9月に都内の別地区から移転した際に、ワンフロアに入居できるビルを探した。

KDDIウェブコミュニケーションズのロゴ
(写真撮影:北山 宏一、以下同じ)
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 「以前のオフィスはスリーフロアに分かれていたので、他部署との交流が少なく、それぞれの部署でどんな仕事をしているのかを互いに理解していない部分があった。そこで移転の時はワンフロアに収めることにこだわった」と山崎雅人社長は言う。

 現在の本社は10階にあり、そばに青山墓地があるためか周辺には高層ビルがなく、非常に見晴らしがいい。社員数は175人、平均年齢は37.4歳と比較的若い(いずれも2017年8月末時点で、契約社員などを含む)。

オフィスはビルのワンフロアに入居。コミュニケーション不足を避けるのが目的。
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 オフィスデザインのコンセプトは「会社に来たくなる」だという。社員から希望者を募って、約2年間かけてオフィスデザインを決定した。目を引くのは、オフィスの入り口を入ってすぐに目の前にある半円形のステージ。ここでは主に会議を開くという。あえて密閉した空間にしていないのは、他部署の会議にも耳を傾けてもらうためだ。

明るい色調の木材を使った半円形のステージ。天井からつり下がった形の書棚も同じ木目調のテイストに統一され、非常に美しい。訪問者は強い印象を受ける。
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ステージに座ると、入り口から入ってくる人がまるで舞台に出てくる俳優のように感じられる。
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半円形ステージの座席部分の下は防災用のヘルメットや毛布が収納され、階段横にはコンセントがある。
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 このステージ周辺には、、近くにコーヒーメーカーやお菓子などを設置している。また、外部講師を呼んでヨガレッスンを開くなど、会議以外の用途にも積極的に利用している。