女性の働き方は、千差万別です。100人いたら、100通りの仕事の仕方があると思っています。100人がそれぞれ自分の生活とバランスとを取りながら、やりがいを持って働ける方法を見いだしたい、と考えています。とはいえ現時点で解は見えていません。これからも、模索し続けることになるでしょう。

 それから女性は、男性に比べて自信を持てないというか、上位のポジションにつくことをためらう傾向があります。正直言って私もそうです。自分から「上の役職に就きたい、やらせてほしい」と声を上げるタイプではありません。

 でもマネジャー層に女性がいるということは、女性の意見が経営層に届きやすいということ。ですから、女性が上の役職に就くことは、その人だけでなく周囲の人に与える影響も大きいと思っています。管理職になるから責任を負うのが大変、ということよりも、管理職になることで「自分の意見が会社の成長に採り入れられていく」という側面を伝えていきたい、と考えています。

(撮影:菊池 くらげ)
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今後の目標を教えてください。

 社員の育成を手掛けていて、「若手を成長させるには、自分自身も変わらなければならない、変化し続けないとついていけない」という実感があります。Webは変化が激しい業界だということもありますが、それだけでなくて、人として変化していかなければならないと思っています。

 その裏には、若手の成長にふたをしてはいけない、阻害してはいけないという思いがあります。若手の成長スピードは本当に速い。今までの育成方法が通用する部分もあるでしょうが、時代は確実に変わっていて、教える相手も環境も変化します。