2019年5月13日に東芝の決算発表が終わり、大手電機メーカー8社の決算が出そろった。今後のマクロ経済の見通しが混沌とする中で、各社とも見通しには予断を許さない。足元の状況に関して言えば、明暗が大きく分かれた決算であった。

 安定した高収益を維持している点では日立製作所とソニーの2社が高く評価できる。安定はしているものの、もう一段ステップアップが望まれるのは三菱電機とパナソニックだろう。これに対してNECと富士通は、もう一段どころではなく、もう二、三段のステップアップがなければ「復活」とは言い難い。

 東芝とシャープは、一時は会社の存続さえ危ぶまれたが、シャープは計画よりやや時間をかけながらも改善の様子はうかがえる。東芝はこれからが正念場だろう。以下で各社の決算内容を分析していく。

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