スイスの有力ビジネススクールである国際経営開発研究所(IMD)は、世界の各国や地域の国際競争力をランキング化した「世界競争力年鑑(World Competitiveness Yearbook)」の2019年版を発表した。そこでの日本の総合順位は、前年から5つ順位を下げた30位。1997年以降では過去最低となった。この結果を見る限り、今の日本の国際競争力について、とても楽観できる状態ではないように思われる。

 テストや通信簿の結果は、真摯に受け止めて的確な対策を施せば、学力の向上に大いに役立つ。同様に、国際競争力のランキングも単に一喜一憂するのではなく、その内容を精査すれば、国際競争力をさらに高めるための糸口をつかめることだろう。今回のテクノ大喜利では、国際競争力ランキングを読み下し、そこから得られる教訓について議論した。

【質問1】日本の国際競争力は、向上していると思われますか。それとも下降していると思われますか?
【質問2】日本の国際競争力を高めるうえで、最大のネックとなっていることは何だと思われますか?
【質問3】日本の国際競争力をさらに高めていく際に、最大の強みとなることは何だと思われますか?

 3つの質問に対するそれぞれの識者による回答要旨は、以下の表の通りだ。

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表1 テクノ大喜利「日本の国際競争力、向上それとも低下?」回答まとめ

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